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2015年7月の記事一覧

洗濯機がなくても手がある。

 6年生家庭科の内容に「洗濯の仕方を調べて洗濯をする」という内容があります。
 衣類についている表示を見て、素材や洗濯方法を確認し、実際に自分で洗濯してみるというものです。
 子供たちは、自分や家族の靴下を家から持ってきて、手洗いをして汚れの落ち方を確認しました。
 〔私なんかなんでも洗濯機に放り込んで妻によくしかられます。(^^;)〕
 家庭科は一つ一つが自分の生活に密接にかかわり、習得したことがそのまま生かせる実践的な教科です。
 また一つ大人への階段を上ったのではないでしょうか。

日本の科学技術は教育から

 最近、理科嫌いという言葉がニュースなどで聞かれますが、「本当かな?」と思います。
 理科はとっても楽しい教科です。なんといっても実験。
 下は、風やゴムのはたらきを調べるためにゴム動力のプロペラを回し、その力で車を走らせているところです。
 理科は、「おもしろいな」というところから始まります。
 日本人の自然科学分野のノーベル賞受賞者はこれまで17人。科学技術立国を標榜している割には少ないですね。
 〔自然科学分野だけでも日本の上は、1位アメリカ247人、2位イギリス82人、3位ドイツ68人、4位フランス31人となっています。〕
 私たち教師も、もっと子供たちの素直な「おもしろいな」という気持ちを伸ばせてあげられればいいなあと思います。
 夏休み、お家でも、子供たちにたくさんの経験をさせてください。

 

ラッキーひこ星

 火曜日は七夕でした。
 給食センターの先生方のいきな計らいで、各クラス1個ずつ星の形をしたニンジンが入れてありました。
 そして、この星の入ったニンジンを発見した人は、給食メニューのリクエストができるそうです。〔かなえられない場合もありますが…。〕
 それだけではなく、星を見つけただけでもかなりラッキーなひこぼしさんです。
 〔知らずに食べちゃった人もいるみたいですよ。〕

プール交流をしました。

 昨日は暑かったですね。接近している台風の影響だとか。
 水泳の授業のあったクラスは「ラッキー」なんて言っていました。
 ところで、ラッキーはお隣の幼稚園の人たちにも言えるようです。
 今日は、恒例の「幼小交流」の日。5年生が幼稚園の人たちをおもてなししました。
 とはいうものの、一緒になってプールで遊びましたという5年生にとっても楽しいイベントでした。
 幼稚園の人たちも5年生も楽しそうですね。(*^-^*)
 泳ぎ方を教えている5年生もいましたよ。すっかりお兄さんお姉さんになったひと時でした。

こんな木があったらいいな

 今日は、4年生の新採の先生のクラスは、担任の先生が研修のため一日おいでになれなかったために、ご退職されたベテランの先生が「新採後補充」という形で一日指導に入られました。
 先生は、本当にご経験豊かで、教師としてたくさんの引き出しを持っておられます。
 五時間目の図工の時間には、「こんな木があったらいいな」という題材で子どもたちに思い思いの木を描かせていらっしゃいました。
 私たちが教員になったばかりのころと比べると、基礎的な技能の指導はもちろんですが、近年の学習指導要領は「子どもの発想力」を育てることに力点が置かれていて、現学習指導要領図画工作の目標の一つが「材料などから豊かな発想をし,手や体全体を十分に働かせ,表し方を工夫し,造形的な能力を伸ばすようにする」というものになっています。
 絵といえばつい写実性を求める指導になりがちですが、この先生は子どもたちのやる気を上手に引き出され、子どもたちも楽しそうに絵を描いていました。
 写真をご覧いただけると子どもたちの自由な発想が確認できるかと思います。

昭和35年ころの太田郷小学校

 太田郷小学校の卒業生は全国各地にいらっしゃいます。
 1960年ころの太田郷小や二中のことを詳しくブログで紹介されている新庄 俊郎さんという方がいらっしゃいます。
 その頃北九州から太田郷小に転校しておいでになった〔6年生時〕ということで、八代のこと、太田郷小のこと、二中のことを写真付きでとても生き生きとかいておられます。
 私が、昨年メールで写真の一部利用をお願いしたところ〔東京在住の方ですが〕、人吉に用があるということで先日わざわざ太田郷小に立ち寄って、下のような写真〔CD〕と立派な本を置いて行ってくださいました。
 私は、ちょうど平和集会に参加していたのでお会いできなかったですが、とてもありがたいことです。
 貴重な写真ですので、後日、別にコーナーを設けてご紹介したいと思います。


 新庄さんが転校しておいでになった日はちょうど運動会の日だったそうです。〔この写真は、運動会で行われていた鼓笛隊の様子です。〕

自分の身を守るために

 六年生は学級懇談会を今回は学年全体の会としました。
 そして、体育館でSNS〔ソーシャルネットワーキングサービス〕についての勉強会をしました。
 現代は小学生ですらスマホを持つ子がいる時代です。禁止するだけではなく、正しい使い方や、その危険性について勉強することによって、自分の身を守ることができます。
 お二人の先生のお話のポイントは「SNSで交流しているから友達だというのは誤解である」ということでした。
 実際に会って、相手のことを理解し、お互いに相手を認め合ったところで友達関係になれるということです。
 インターネットを介したコミュニケーションはあくまで現実のコミュニケーションの補助手段であるだけで、そこで得られる情報をそのまま事実として受け入れるのは危険であることを今回の勉強会でみんな分かっただろうと思います。

 大切なことは、親子でよく語り合うことではないでしょうか。今日は家に帰って親子の話し合いがもたれたことだと思います。

ワクワクドキドキの授業参観

 今日は、1学期最後の授業参観でした。
 平日にもかかわらずたくさんの保護者の方が車で来校され、運動場もいっぱいになり、中庭にまで入っていただきました。
 一年生はやっぱりおうちの人たちが来ているかどうか心配で、そわそわしているように見えました。
 授業は人権学習で、自分たちの暮らしの中に差別や偏見がないか、苦しんでいる人がいないか話し合いました。
 授業参観の後は懇談会があり、1学期の学校生活のことや夏休みの暮らしのことが話題になりました。
 二学期は日曜授業参観も予定されています。平日はなかなかおいでになれない保護者の方も是非おいでください。