【12月15日(火)】
今月の詩の暗唱合格者が、12月でのべ100名を超えました。
すごいですね。
ずらっとがんばったみなさんの名前が並んでいます。
ではここで考えてみたいと思います。
①今月の詩を掲示したら、子どもたちは読むのか?
②今月の詩を読んだら、子どもたちは詩を覚えるのか?
②今月の詩を読んだら、合格システムを作ったら、子どもたちは詩を覚えるのか?
①について
詩を掲示したら読むのでしょうか?
基本的には、読まないと思います。(おもしろい詩とかは別ですが)
久玉小の場合、各学級で、朝の会等で唱えているのです。
だから読むのです。
②について
では毎朝読んだら覚えるのでしょうか?
たしかに自然に覚えてしまう子はいます。
でも「自然に覚えた」と「覚えようと思って覚えた」は学習効果が違います。
「覚えようと思って覚えた」は、PDCAサイクルなのです。
「できない」→「がんばってみよう」→「できた」という過程が大切なのです。
そして、覚えたら、合格の称号及び名前シールが掲示されるということはステイタスになります。
③について
では合格したらシールが貼られるシステムを作ったら、子どもは詩を覚えるのでしょうか?
学級で覚えるのが得意な子ははりきって覚えます。
その割合10%です。
ではこのパーセンテージを上げるには?
担任の先生が「がんばれ」と声をかけることです。
だから、久玉小は、今月の詩の合格者が100人を超えたのです。
さらに効果を高めるこんなしかけが学級で仕組まれているのです。
左下に「合格印の一覧」があります。
同じく左下に「ただ今の合格者数」が書かれています。
つまりそういうことです。
成果を上げるには、やはり仕掛けが大事になってくる、そしてその仕掛けを仕組む職人(教育技術者)がいるから、久玉小は効果が上がってきているのです。
下町ロケット殿村経理部長の名セリフ
「今まで何百の会社を見てきた。佃製作所は良い会社です。守りたいんだ。」
久玉小三嶋経理部長の名セリフ
「今まで何百の学校を見てきた。久玉小も良い学校です。守りたいんだ。」
久玉小は子どもたちの教育にまっすぐです。