【11月26日(木)】
25日(水)は研究授業でした。
5年社会科「食料生産を支える人々」
授業者は竹下先生です。
授業の様子は学校生活2015の方に書きましたので、ここではマニアックに研究授業の様子をレポートします。
これはドラマ「下町ロケット」に例えれば、佃製作所が久玉製作所で、佃社長が本田校長先生で、山崎技術部長が研究主任の浦田照先生です。
そして、佃製作所の「ものづくり」は、私たち久玉製作所では「授業づくり」になります。
コンマ何mmの誤差までをなくすかのような放課後の授業研究会、ここで問題となったのが、GT(ゲストティーチャー)の活用についてでした。
実は、GTのお話には次の内容が含まれていました。
GTからの情報(すごい情報量) 【就業しづらい】【新規で就く人が減少】【藻場の減少】【海の温度が1-2度違えば?】【赤潮の発生】【養殖業は逃げられない】【S63バブルの崩壊】【養殖~売れる魚育てやすい】【稚魚の育成・放流】【マダイ・ヒラメ・イサキ・カサゴ】【貝類も~赤ウニ・アワビ】【人工たこつぼで産卵】【烏賊の産卵場所を作る~産卵状況確認】【人工藻場、岩場に打ち込み】【藻場を戻す】【消費拡大の推進】【値段と食べにくさ→キャンペーン】【給食にお魚料理(先日)】【魚さばき教室】【おいしい評価】【おいしいを育てる】【シロサバフグ~独自ブランド】【漁業者減少、複合型へ】【海藻類も、アオサの種!】【牛深の牡蠣】【通常漁業者→後継へ】【歯止めかからず】【後継~知らない人でも育てる】【収入の取り組みを】【放流してるので稚魚リリース】【ひじきを根から採らない】【買い物では地元の魚】
やはり専門の話ですから、情報量も多くなるし、思いも熱くなります。
これらを授業の中で、子どもたちにわかりやすく伝達するステージを提供するのも私たち教師の仕事なのです。
今回の授業研究会も、ダイヤモンドランキングとポストイットを用いたグループでの協議を進めました。やはり中心となったのはGT活用でした。
おもしろいのはだれが協議したことを発表するかは、協議後のさいころできまることです。
その場で決まって、実物投影機とプロジェクターを使ってプレゼンをしなければいけないのです。
このパターンで2学期ずっとやっていますが、先生たち、プレゼンとても上手です。
はっきり言って、すごく、上手です。
いつも心の中で「WAO!すごいやん!」と言っています。
3班で協議するので、3人が発表でした。
発表に当たってしまった(!)のが、河原先生、三輪先生、永野先生でした。
みんな個性があって、しかも端的で、とても上手でした。
そして、最もハードルが高いとみんなが嫌がっているのが、全体の総括です。
これも何とくじ引きなのですが、幸いなことに、午前中には決定しています。
今回の総括は、三宅先生でした。
観察しているとおもしろいのですが、各班のプレゼンがあっている間も、三宅先生だけ挙動が落ち着きません。
何度も手書きでまとめている手元資料を見直しています。
しかし、その甲斐あって、
お見事でした!
最後に校長先生が話されました。
「班別に協議し、それをICT機器を使いプレゼンし、総括する、これこそが、今、子どもたちに求められる力であり、これを子どもたちの授業でも展開していくことが求められていくのです。」
人生日々学習です。
佃製作所が桜田さんの熱い思いに応えたように、久玉製作所は保護者のみなさんの熱い思いに応えます!
ところで、「下町・・・」にさらに当てはめていくと、殿村経理部長に事務の三嶋先生、営業部長が教務の藤野先生で、あと技術開発部の面々(埜村さん、川本さん、立花さん・・・)が先生たちで・・・
とすると私は?だれ?どこにも当てはまらない・・・。
いえいえ、あります。
ドラマの途中で、職場に「佃品質、ロケット品質」って看板作ってみんなを盛り上げた人です!
それこそが40代残り1週間を謳歌する私です。