学校ブログ

修学旅行①

 14日(日)~15日(月)に6年生は長崎へ修学旅行に行きました。

 まずは城山小学校を見学しました。ここは爆心地帯の中で最も爆心地に近い国民学校で、建物および人員の損傷率がきわめて髙かった場所です。このため原爆被害の代表的な箇所の1つとなっています。子供たちは一生懸命ガイドさんの話や現地の様子をメモにとっていました。

 続いて出島の見学です。ミニチュアで再現された当時の出島の様子や施設の中を学習班ごとに見学しました。江戸時代の様子がよく分かりました。社会の学習ではこれから江戸時代の様子について学習をしていきますので、きっと今回見学した出島のことを思い出すことでしょう。

 昼食を食べた後は被爆体験講話です。講話を聞きながら感じたことや考えたこと等をしっかりメモをとっていました。真剣な眼差しが素敵でした。

 フィールドワークでは平和公園、如己堂、浦上天主堂、爆心地を見学しました。事前に調べ学習をしていましたが、やはり現地の様子を見学することができたことは非常に有意義でした。

 原爆資料館を見学し、最後には追悼平和祈念館で平和集会を行いました。「ナガサキの地で学んだことをもとに、平和な未来を築いていく一員でありたい」「戦争のおそろしさを後世に伝えていきたい」という想いを宣言しました。

 6年生の子供たちは事前学習や今回の平和学習を通して平和の尊さについて深く考えることができました。今、平和であることが当たり前だと思わずに、1日1日を大切に生活してほしいと思います。また、そのために相手の気持ちを考え、行動することができる山北っこになってくれることを信じています。