道徳の窓
津奈木町立津奈木小・中学校「道徳教育研究推進校」研究発表会
令和5年度 文部科学省「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」
令和6年度 文部科学省「よりよい生き方を実践する力を育む道徳教育の推進事業」
令和5・6年度 熊本県教育委員会指定、津奈木町教育委員会指定
津奈木町立津奈木小・中学校「道徳教育研究推進校」研究発表会を11月21日(木)に行いました。津奈木小学校は、3年1組と5年1組で公開授業を行いました。
〈日程〉
13:00~公開授業
14:05~授業研究会
15:10~全体会
〈公開授業〉
3年1組
(主題名)大好きなふるさと(C-16 伝統や文化の尊重、国や郷土を愛する態度)
(教材名)ここがいい 出典:「つなぐ~熊本の明日へ(熊本県教育委員会)」
(授業者)江口征史郎教諭
山本くんの町に対する思いを基に、自分たちの町に対する思いを話し合う活動を通して、津奈木町にも多くのよさがあることに気付き、自分の郷土を愛する心情を育てることをねらいとしました。
話し合っていく中で、津奈木町のよさとして、人や自然、建物など多くの魅力があることに気付いていました。
5年1組
(主題名)社会のために(C-14 勤労、公共の精神)
(教材名)この思いをフェルトペンにたくして 出典:「みんなの道徳5(学研)」
(授業者)坂田久宜教諭
石巻日日新聞の人々の働く動機となったものは何か話し合う活動を通して、働くことは自分のためだけでなく、社会を支える一面をもつものであることに気付き、社会のために役立とうとする心情を育てることをねらいとしました。
新聞社の人の思いを自分に重ねながら考える中で、働くとは「みんなのため」「笑顔のため」などと答える姿が見られました。また、委員会活動や当番活動などで、自分も周りのために働いていたんだと気づいた児童もいました。
〈授業研究会〉
授業研究会では、体験活動と道徳をつなぐための手立てなど県内外の多くの先生から質問やご意見をいただきました。
助言者として、甲佐町立甲佐小学校 赤星桂子指導教諭をお招きし、日頃の児童の行動から価値づけたり、意識づけたりすることの大切さについて教えていただきました。
〈全体会〉
全体会のシンポジウムでは、研究概要説明を津奈木中学校 研究主任 米新一教諭が行いました。そして、義務教育課 中島美鈴指導主事のコーディネートのもと、意見交換では津奈木小学校から2名、津奈木中学校から2名の児童生徒が登壇し、道徳について本音で語り合いました。
その後、十文字学園女子大学 浅見哲也教授より研究の総括として、「これから求められる道徳教育の展開」についてお話をしていただきました。大変学び多き研究発表会となりました。
1年 道徳研究授業
10月2日(水)道徳の研究授業を行いました。
1年1組
(主題名)親切にすると気持ちがいい (内容項目B(6)親切、思いやり)
(教材名)「はしのうえのおおかみ」出典「みんなのどうとく①(Gakken)」
橋を通るときに、ほかの動物をどかして通ることをおもしろく思っていたおおかみが、くまにしてもらったことによって、変わっていく姿を通して、「やさしくすること」について考えました。
橋を渡るときのおおかみと、動物たちのやりとりを役割演技で行うことで、「いいことをしてスッキリした」や、お礼を言われて「これからもやさしくしよう」とおおかみの気持ちやその変化を考える姿が見られました。身近にくまのような人はいないか考えたときには、「○○さんがどうぞとゆずってくれた。」と友達の優しさに気づいた児童もいました。
道徳通信第6号
10月9日に行われた江口先生の授業では、問い返しの重要性を学ぶことができました。
また、子どもたちの目線の高さに合わせて腰を落とし、子どもと目を合わせて話を聞いている姿から、
教師としての基本に立ち返る良いきっかけをいただきました。
道徳通信第5号
10月9日に行われた坂田先生の5年生の授業では、表情絵の活用について提案されました。
なぜその表情をしているのか質問したい友だちを選んで意見交流することで、「必然性のある交流場面」が生まれていました。
道徳通信第3・4号
夏休みの研修を経て、2学期もさらなる実践を重ねております。
10月2日に行われた川中先生の1年生の授業では、役割演技の進め方や、
ハートつなぎタイムの在り方について考えることができました。
令和6年11月29日現在
20件
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 船場 孝洋
運用担当者
教諭 南原 圭吾