学校生活

もちつき大会復活! ~保護者・地域の方の協力に感謝~

2月18日(日)

午前7時・・・学校にはすでに保護者の方でもちつき大会の準備が行われていました。町会議員さんご夫妻も朝早くから来てくださり、お二人のご指導を受けながら、家庭科室では、16日(金)に子供たちが洗ってつけていたもち米をざるにあげ、蒸す準備を進め、図書室前のベランダでは、かまどに火をつけお湯を沸かしていきます。

午前7時30分。直前にメールで運営委員以外の保護者の方に協力を依頼したのですが、この日はたくさんの保護者の方が集まってくださいました。それに加え、富岡女性の会の方も来てくださり、もちのちぎり方、丸め方など私たちが知らないコツをたくさん伝授していただきました。

子どもたちがつくもちは、白いもちでしたが、事前につき上がったもちに食紅を混ぜ赤いもちもできていました。また、6年生のために、特別に赤飯も作ってくださっていました。

ひと通り準備が整ったところで、保護者の方は授業参観、学級懇談会へ・・・

午前10時45分。子供たちが身支度を整え、学年ごとにもちつきにやってきました。まずは、1年生。保護者の方の手本を見て、杵を持ってもちをつきますが、なかなか大人のようにうまくつけず、苦戦していました。

2年生→5年生→3年生→4年生の順に、二人組や三人組で掛け声をかけながらもちをついていきます。うまくつくことはできなくても、生まれて初めての体験にみんなとても楽しそうでした。

最後は、6年生。保護者も飛び入り参加され、親子もちつきという微笑ましい光景も見られ、大いに盛り上がりました。また、保護者にとって担任だった先生とも一緒にもちつきをすることもできて、とても喜ばれていました。

もちつきが終わると、4年生以上はついたもちを丸める作業に取り掛かります。簡単そうに見えて、結構難しくきれいな丸にならなかったり、ひびが入ったり・・・それでも、心を込めて作ったもちは、6年生が用意したメッセージカード付きの袋に入れられ、おいしそうに仕上がりました。最後は、6年生が在校生やお世話になった保護者に感謝の言葉を述べながらもちを配りました。

コロナ禍等で久しく行われておらず、授業参観や学級懇談会と同時に実施できるのだろうかという不安もありましたが、「子供たちに富岡小伝統の行事を体験させてあげたい」という保護者の方の強い思いから見事復活できたもちつき大会でした。おかげさまで子供たちにたくさんの笑顔が見られました。実施にあたっての事前の綿密な準備、当日の保護者や地域の方のご協力等感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。