最終更新日 2024.11.20
いろいろな学びの形
6月7日(金)
1時間目、授業を見て回ると、様々な学習形態で学習が進められていました。
1年生は、たし算(繰り上がりなし)の習熟をカードを使って先生と全員で行っていました。ゲーム感覚で楽しく計算にチャレンジしていました。2年生は、友だちの考えを聞きやすいように机をコの字型にして、算数のたし算の筆算の学習に取り組んでいました。
3年生は、円形になり道徳の授業。規則正しい生活をしないて夜更かしをしているときの主人公の気持ちや、翌日の失敗について活発に議論が行われていました。4年生は、国語「一つの花」の場面ごとの特徴を3人組での話合いを入れながらまとめていきました。
5・6年生は、ともに算数の練習問題にチャレンジしていましたが、5年生は2人組のペアで相談しながら問題を解いていました。6年生はグループをつくり、一人で取り組みたい子どもは一人で、友だちと相談したい子どもは席を離れ一緒に学習を進めるというスタイルで、どの子も集中して問題に取り組んでいました。
今までは、一人の先生が、全員の子どもたちに対して説明を行ったり、質問したりする一斉授業が授業スタイルの大半を占めていました。もちろん、学習規律を整え、基礎・基本をしっかりと押さえるためにはこの学習形態も必要です。富小では、その基本を大切にしながらも、子どもたち同士が聴き合い、学び合う関係を築き、学習の質を高めていくために、ペアやグループ学習を取り入れたり、机の配置を工夫したりしています。
子どもたちが、課題に対して「面白そうだ」「やってみたい」と意欲的に取り組み、課題解決に向けて「ここどうするの?」「こうじゃないかな?」と互いに聞き合い、学び合いながら良好な人間関係を築き、真の学びも獲得していけるよう、先生方も今互いに学び合っています。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 小田原 美芽
運用担当者 教頭 川端 智紀