日誌

no43 7月全校集会 「玉虫前」

 今月の全校集会では、校区の「玉虫寺と玉虫前(たまむしのまえ)」の話を全校児童にしました。
 平安末期を舞台とした『源平盛衰記』で、馬上から舳先(へさき)の扇を射貫いたと言われる那須与一の話をご存じの方は多いと思います。あの場面で「板東武者よ、これを射よ」とたった平家の美貌の女性こそ玉虫前で、玉虫前が平家滅亡の後、生地の玉虫に身を寄せ玉虫寺で平家の菩提を弔ったと言われています
 子どもたちは校歌にも歌われる玉虫前の話に興味を持ったようでした。

  私が玉虫寺の写真を撮りに行った朝、道を尋ねにうかがった井上区長さん宅には大賀蓮(おおがはす)の見事な花が咲いていて、玉虫寺を訪ねることとあいって悠久の時の流れを感じました。

次回、9月の全校集会では、下鶴橋を話題にします。