学校生活

今日の栖本っ子~今日も意欲的に学ぶ子どもたち~

 本日も朝から厳しい暑さが続いておりますが、子供たちは暑さに負けず、それぞれの学びに向き合い、輝く笑顔を見せてくれています。

 1年生の教室をのぞくと、国語の課題に真剣に取り組む姿がありました。一人でじっくりと向き合う子、友達と顔を寄せ合って相談する子、それぞれのやり方で課題を乗り越えようとする姿は、とても頼もしく見えました。自分に合った学び方を選び、集中して取り組む力は、これからますます重要になります。

 2年生は「身の回りには情報がいっぱいあるよ!」という先生の声に、目をキラキラさせていました。教室の中を見渡すうちに、「あ、カレンダーに日付が書いてある!」「時間割にも今日の情報があるね!」と、次々と身近な発見を教えてくれました。何気ない日常の中にも学びの種が隠されていることに気づく、素晴らしい時間となりました。

 3年生は、文章を書く前の「考えの整理」に挑戦していました。タブレットを器用に使いこなし、まるでパズルのようにアイデアを整理していく姿は、私たち大人も感心するほどです。子供たちの思考の道筋が、デジタルツールによって可視化され、より深く、より広がる可能性を感じさせてくれました。

 4年生の国語では、詩の学習が進められていました。心に響く詩の世界を読み解くため、分からない言葉の意味をタブレットで調べたり、友達と「これってどういう意味かな?」と活発に話し合ったりしていました。お互いに教え合い、学びを深めていく様子は、仲間と共に成長する喜びを感じさせてくれます。

 5年生は理科の時間に、流れる水が土地にどんな変化をもたらすのかを探っていました。教科書の写真や映像を食い入るように見つめ、「あ、川ってこんな風に曲がるんだ!」「石が丸くなるのは、水のせいかな?」と、たくさんの「気づき」を意欲的に発表していました。

 6年生の教室からは、熱心な話し合いの声が聞こえてきました。お気に入りの本や、心に残った一冊について、友達と語り合っていました。互いの読書体験を分かち合うことで、本の魅力がさらに広がり、新たな本との出会いにもつながります。言葉を交わし、心を動かす時間を大切にしている姿が印象的でした。