学校生活

今日の栖本っ子~学習発表会 大成功!

 

 本日、11月16日(日)、栖本福祉会館にて行われた歳末たすけあいチャリティー「栖本冬物語」のなかで栖本小学校の学習発表を行いました。お忙しい中、また日曜日の貴重な時間にもかかわらず、本当に多くの方々にご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。会場を埋め尽くす温かい拍手と眼差しが、子どもたちにとって何よりの力となりました。

  1・2年生は、可愛らしいだけでなく、確かな表現力を見せてくれました。音読「やくそく」では、友達との絆を大切にする気持ちを丁寧に表現し、群読「きりなしうた」では、息の合ったリズミカルな声が会場に響き渡りました。合唱では「九九の歌」をふりを入れながら元気いっぱいに歌い上げ、「グレートパワー」では体いっぱいに音楽の楽しさを表現する姿に、会場全体が笑顔に包まれました。
 3・4年生は、総合的な学習の時間に探究した「かっぱ太鼓」について発表しました。郷土の伝統を継承する意義を、自分たちの言葉で熱心に説明する姿は、大変立派でした。そして、力強い太鼓の演奏が始まると、その迫力と躍動感に、会場からたくさんの拍手をいただきました。
 5・6年生は、多岐にわたるテーマで深い学びの成果を発表しました。環境問題や、私たちの住む栖本町の豊かな食材についての探究活動を、データや考察を交えて分かりやすく提示。さらに、平和学習で学んだ尊い教訓を胸に、未来への決意を語る姿は、さすが最上級生としての責任感と知性を感じさせました。合唱「君をのせて」「心の中にきらめめいて」では、美しいハーモニーを響かせ、聞く人の心に静かな感動をもたらしてくれました。
 全ての学年を通して、子どもたちが練習期間の短さを感じさせないほど、見事な集中力と団結力を発揮してくれたことです。大勢の観客の皆様を前にしても、誰一人として臆することなく、堂々と、そして何より発表そのものを楽しんでいる様子が、印象的でした。緊張を乗り越え、最高のパフォーマンスをやり遂げた子どもたちの表情は、自信と達成感に満ち溢れていました。今後も、この経験をこれからの学校生活のいろんな場面で発揮してくれるものと期待しています。

 今回の「栖本冬物語」での経験は、日頃より温かくご支援くださる保護者の皆様、地域の皆様のおかげです。今後とも、子どもたちが多様な学びを通じて健やかに成長できるよう、教職員一同、力を尽くしていきますので、引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。