学校生活

今日の栖本っ子~バスの乗り方教室~

 

 本日は、1~4年生が楽しみにしていた「バスの乗り方教室」が開催されました。天草を走るバスについて、実際に見て、聞いて、触れることで、子どもたちの学びは一層深まりました。

 講師の先生からは、新幹線や飛行機など、様々な乗り物の話から始まり、子どもたちが毎日目にしている路線バスやコミュニティバス、そして遠くへ行くときに乗る大型バスなど、天草を走る様々なバスについて、丁寧に教えてくださいました。特に、街中を巡るコミュニティバスが「右回りは赤、左回りは青」と色分けされていることや、熊本と天草を結ぶバスにはイルカの絵が描かれているという話には、子どもたちも興味津々でした。クイズ形式で進められた授業では、「天草にはバス停が約600本もある」という事実に驚きの声が上がったり、「1日に50台もの路線バスが走っているなんてすごい!」と目を輝かせる姿が見られました。そして、バスに乗車する際の手順やマナーについて、みんなで学びました。整理券の取り方、降りる場所を知らせる降車ボタンの使い方、そして運賃の支払い方まで、一つひとつの動作を丁寧に確認しました。

 今回の教室を通して、子どもたちは「バス」という乗り物が、ただの移動手段ではなく、たくさんの人の暮らしを支えている大切な存在であることを感じ取ったようです。「楽しかった。窓からの景色がきれいだった」とバスからの眺めに感動したり、「あまりにも乗り心地がよくて、寝そうになった」とバスの快適さに驚いたり、素直な感想が聞かれました。今回の体験学習は、他にも公共の乗り物を利用する上でのマナーや、周囲への配慮の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。