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学校の出来事(令和3年度)

うさぎさんから大切なことを学ぼう 道徳

 今日の1年2組の道徳では、「くりのみ」という物語に出てくる登場人物のうさぎさんやキツネさんの状況を確認しながらみんなでいっしょに考えていきました。ウサギさんとキツネさんは友達同士。寒い冬の日、お腹が空いてたまらない2人はそれぞれ食べ物を探しに出かけます。キツネはすぐにたくさんのどんぐりを見つけて食べおなか一杯になり、残りを葉っぱの下に隠しました。

 

帰り道、また出会った2人。ウサギさんから「何かみつかりましたか。」と尋ねられたキツネさんは「何も見つかりませんでした。」とウソをつきます。何もみつからなかったキツネさんを可哀そうに思ったウサギは、ようやく見つけた2つのくりのみのうち、大切な一つをキツネさんにあげます。そこでキツネは涙を流すのです。その理由をみんなでじっくりと考えました。

また、「くりのみは、命にかかわる大切な食べ物。あなただったら、やっとみつけた大事なくりのみをあげますか。」と子どもたちに聞いたところ、意見が半分に分かれました。

「絶対にあげない。」と言っていた子にキツネさんの役をしてもらい、くりのみをもらってどんなきもちがしたか尋ねると「優しくしてもらえてうれしかった。」とえがおで感想を述べていました。

終末では、「はじめは、『あげない。』を選んだけど、きつい時は助け合っていくことが大切だとわかりました。」という声がきかれました。

大切な友達。困ったときはお互い様。

みんなで支え合って、笑顔で過ごし、成長していってくれることを願っています。

 

 

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