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就学時健康診断と親の学びプログラム

 10月14日(木)に、来年度入学予定の園児とその保護者を招いて「就学時健康診断」を行いました。

 この就学時健診の目的は、「学校教育を受けるにあたり、子供の健康上の課題について、 保護者及び本人の認識と関心を深めること」や、「疾病等を有する就学予定者については、入学時までに必要な治療をし、あるいは生活規制を適正にする等により、健康な状態等で入学するように努めること」などとなっています。

 当日は、入学予定の園児の健康診断等の他、八代教育事務所から松岡社会指導主事をお招きし、保護者の方を対象に「親の学びプログラム」を展開していただきました。わきあいあいの中に、子育てのヒントがたくさんつまった有意義な講座でした。

 その中で、次のようなお話がありましたので、ご紹介します。

 「子供を褒めるとき、子供が受け取りやすいのは、『Iメッセージ』(例:私はよく頑張ったと思う。私はあなたの頑張りに感動した。など)で、子供も素直に受け止めることができる。『Youメッセージ』(例:あなたは頑張った。など)は、場面によっては勝手に決めつけられていると感じたり、反発したりすることもある。」

 「大事なことは、褒めるとき、叱るときに愛情をもち、感情だけにまかせず、子供がなぜ褒められたのか、なぜ叱られたのか、どうすればいいのかが、分かるように伝えたり、考えさせたりすることだと思う。」

 「一生のうち親子が一緒に過ごせる時間は、なんと『4年と45日』(保育園~高校=4年、高校卒業~45日、しかし、週3回残業・会議・飲み会が18年間続いたらマイナス1年)しかない。親子が直接愛情を伝えられる時間は想像以上に短い。」