令和6年度ブログ

令和6年度学校生活(ブログ)

授業のようす

 8月28日 2学期の授業が始まりました。子供たちは、2学期の学習を上手にスタートさせ、それぞれの学年で先生となかまともに学び始めました。

残暑にも負けじと学ぶ児らここに

クイン先生の就任式

 8月28日 クイン先生がALTとして新しく就任されました。皆さんどうぞよろしくお願いします。
 6月から、ジェシー先生にALTとして来ていただきましたが、この度、カナダに戻り、9月から大学で詩の創作を学ぶ勉強のために帰国されることになりました。その後任として、クイン先生に来ていただくことになりました。
 クイン先生はアメリカ合衆国ジョージア州出身で、母国語の英語の他にも数カ国語の言語を使うことができるマルチリンガルです。現在は日本語も習得中で、学ぶことの楽しさを子供たちに伝えていただけると思います。

2学期の始業式で

 8月26日 2学期が始まりました。
 始業式に子供たちが、けがや病気をすることなく、元気に登校できたことを大変嬉しく思いました。
 この夏休みには、子供たち一人一人が自分をふり返って、2学期にどんな力をつけたいかを考えることができたと思います。
 始業式では、無事に夏休みを過ごすことができたのは家族の支えのお陰ですから 、しっかり感謝の言葉を伝えてほしいことを話しました。
 そして、この夏のフランスオリンピックで活躍したボルタリング日本代表の森秋彩(もりあい)選手が、困難な課題でも諦めることなく果敢に挑戦する姿に感動したこと話しました。
 森選手は、外国人選手と一緒に競技するには体格的に不利だとされる課題にも、自分の長所を精一杯に活かし、最高到達点まで登りました。その姿は、子供たちにとっても、諦めずに粘り強く自分の課題に向き合い、チャレンジする姿のよいモデルになると思います。
 また、6年生には卒業までに残された日々を充実させることができるように、7つの目標をもって生活することをお願いしました。
1なかまとの絆をつくり、深めること。
2対話力とコミュニケーション能力を磨いて学力をつけること。
3やつしろスピリッツをいつでもどこでも誰とでもすること。
4下級生の先頭に立ってお手本を示すこと。
5へこたれないで踏ん張ること。
6本気でとことんチャレンジすること。
7みんなの憧れになること。
 そして、下級生は、目標に向かって努力する6年生を支えながら、全員が伸びる龍峯小学校になるようにチャレンジして、チェンジしていくこと、変わりながら成長することを目指してほしいことを話しました。

子供らにすずし影あたゆ大樹かな

校内研修で体育実技研修

 8月21日 熊本県立教育センターの梅北勇樹指導主事を講師にお迎えして、体育の指導の実技講習会を開きました。
 研修では、児童の実態を把握から学校の課題を発見して、その課題解決を授業に組み込んでいくことの大切さをご指導いただきました。また、児童の表現活動を主体的・対話的で深い学びに導くことができるように、さまざまな運動や教材やダンスを紹介していただき、先生方と一緒に考える研修を開いていただきました。
 残暑厳しい中、県立教育センターから遠い龍峯校までお越しいただき、示唆に富んだ研修をしていただきました梅北指導主事に心から感謝申し上げますとともに、ここでの学びを今後の教材研究と教材開発、授業実践に大いに活用して参りたく存じます。

残暑にも楽しむダンスリズムかな

校内研修をしました

 8月20日 教頭先生に講話をしていただき、先生方で学力調査問題を分析しながら、各学年の授業改善や学力向上にめざした研修を行いました。

 また、性暴力被害者のためのサポートセンター「ゆあさいどくまもと」からも講師をお招きし、性暴力や性被害の現状から子供たちを守るためにできることを学びました。

 研修の内容は盛りだくさんでいたが、先生も勉強します。授業します。児童のモデルになりますを実践する研修になりました。

藤棚を剪定しました

 7月28日 校庭の藤の芽が三尺ほどに長く伸びてきましたので、PTA役員の皆様にお集まりいただき、川上さんのご指導を受けながら藤棚の剪定をしました。
 長く伸びた芽は絡まりやすいので、3週間ごとに剪定をしていくのがいいようです。
 とはいえ、よく晴れた朝でしたので、上を見ての作業は大変で、終わってみると皆さんいい汗をたくさんかいていらっしゃいました。
 ご協力いただきました川上様、PTA役員の皆さん、保護者の皆様、大変お世話になりました。ご協力に感謝します。ありがとうございました。

日の光棚にさす前剪定す

プール教室を開きました

 7月22日~24日の3日間、プール教室を開きました。
 参加した子供たちは、学年の目標を達成しようと一生懸命に泳ぎを習っていました。担任の先生方も何とか目標をクリアさせようと、工夫しながら指導されていました。そして、3日間で目標達成ができた子供もいました。子供たちのやる気と吸収力に感心させられました。また、先生方の水泳指導の抜群の上手さにも感動しました。
 皆さん、3日間お疲れさまでした。

水に乗る感覚嬉しやタッチして

 

1学期の終業式を終えて

 7月19日 1学期の終業式と夏休み前の学級活動をしました。
 終業式では、3名の児童が1学期の振り替えりと2学期に向けての抱負を発表しました。それぞれに1学期の努力点と改善点をしっかり見つめ直していました。そして、2学期に何をすべきかを考えることができていました。
 校長からの話の最後にも、一人一人が1学期をしっかりふり返り、自分の言動で他の人を悲しめたことはなかったか、2学期に何ができるかをよく考えて、心も体も整えて2学期を迎えてほしいことを話しました。
 教室では、担任の先生方が、子供たちが夏休みを充実させることができるように、大切なお話を丁寧にされていました。
 皆さんにとってこの夏休みがよい日々になりますように。

炎天やさよならいわす木陰にて

平和集会をしました

 7月18日 2校時に平和集会を開き、保護者の皆様にも参観していただきました。
 夏休みに登校日があったころは、登校日に戦争について考える講話を聴く平和集会をすることがありましたが、現在龍峯校では夏休み期間に登校日はないので、夏休みに入る前に、全校児童で平和について考え、自分にできることを考える平和集会を開いています。
 今回の平和集会では、はじめに今月の歌「青い空は」を全児童で歌い、そのあと戦争についての講話を聴きました。それから、ジミー・リャオ作「おなじ月をみて」の読み聞かせを聞きました。「戦争も平和も、悲しみも喜びも、すべては同じ空の下で起きていることを」絵本を通して知り、今、世界でも起きていることを考えました。また、6年生は修学旅行に行って、体験を通して学んできたこと、感じたことを発表しました。
 最後に、縦割り班になって感想や意見の交流をして、平和と戦争について考えを深めていました。

 

「おなじ月を見て」について

 少年ハンハンは、「ぼくとお父さんは、おなじ月をみていたんだね。」と思いました。
 ぼくは、まっていました。
 ずっと窓の外をみて、まっていました。まっている間にいくつもの不思議な夢をみました。
 ぼくの家の庭に、ライオン、ゾウ、ツル・・・が、けがをして弱った体でやってきました。
 ぼくは動物たちの手当てをします、そして、動物たちと月を見ながらやさしい時間をともにするのです。
 すると、そんなある日、ずっとまっていたお父さんが帰ってきました、戦地から。傷を負い片方の足をなくし、義足を着けて・・・。それでも、父の帰りを待ったぼくと母は、父を出迎え抱き合って喜んでいます。そして、改めてぼくもお父さんも同じ月を見ていたことを知ります。
 しかし、3人が喜んでいる夜空には、飛ぶ鳥のように描かれた爆撃機が、月明かりの下を飛んでいき、はっとさせられます。
 詳細は、ジミー・リャオ作「おなじ月をみて」をお読みください。