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GIGAスクール

作品の気に入ったところ

4年生の図工での取り組みです「ポーズのひみつ」という単元から。

 いろいろな美術の作品を自分たちで探し、お気に入りの作品を選びました。「このポーズにはこんな意味があれるのかな」「ここのこの人の様子がとってもいいです。」と自分の気に入った・注目したところをみんなに紹介しました。それについて友達からも考えを返し、考えを深め合いました。

 情報収集のためのタブレットの活用は、子供たちも得意のようです!

タブレットを家庭学習にも活用

一人一台タブレットをどう有効に使うかは、私たち教師も試行錯誤しながら進めているところです。2学期から家庭とオンラインでつなぐ取組が始まって、高学年を中心にタブレットを使った家庭学習も取り組んでいるところです。そんな中、それを少しずつ広げていこうと中学年でも、家庭でタブレットを使って課題に取り組むことも始めてもらっています。まずは紙でやっていたものをデジタルで。

 タブレットをうまく使いこなせるようになると、課題のやりとりが簡単になるので、その方法にも慣れていくためにも少しずつ機会を増やしています。今朝は4年生の教室前に行くと、自分がタブレットに書いたものを、アナログの紙の答えを見て、答え合わせをしていました。日常化のためには積み重ねが大事です。そしてデジタルとアナログをどう組み合わせていくかも考えます(悩みでもありますが)。

マッピング

2年生の学習からです(2年生の部屋では一度紹介されました)。

国語の単元「秋がいっぱい」で、「どんなものを見た時に秋だなあと感じるか」を考え、それをタブレットのマッピングという機能を使って集めました。2年生はまだタイピングはできませんが、手書き入力やフリック入力を使って書き込みます。

 

ノートに書くことに抵抗がある子どもたちも、フリック入力を使ってテンポよく入力を行い、時間内にたくさんの「秋を表すことば」を集めることができました!集めた言葉を提示機能を使ってみんなで共有、秋を表すことばがたくさんあることがわかりました。

職員研修もGIGA!

 県GIGAスクールプロジェクト拠点校の研究授業(ビデオでの公開授業)が昨日(11月16日)に行われました。県からも講師に来て頂き、授業の研究会も行いました。

 GIGAスクール事業が本年度より本格実施となって、「クラウド・バイ・デフォルト」の状況下でどのような取り組みをしていくのか、ここまで手探りの中やってきました。でも「子供たちが使える」ようになるためには「教師も使えるようになる」ことが必須であり、そのためにこれまでいろいろな形で校務の中に、ICT活用を取り入れて行ってきました。校内研修での活用もその一つ。

今回の6年2組の研究会の様子。各自タブレットを用意して参加

必要な情報も大型テレビですぐ共有

授業中の児童の様子を、オンラインの付箋機能を使って取り上げる

研究会中にチャット機能を使い、意見を出し合う。その中から協議の話題を広げていく。

校内研修では、職員で共有できるホワイトボードを使い、児童の授業中の様子を分担して記録、研究会で共有します。具体的な様子が記録として残るので、課題等も話しやすくなります。また職員間の意見を活発にするためにチャット機能を利用して、全員の意見を集約し、協議を深めるのにも利用しています。これまで研究会を重ねてきて、このような機器(アプリ)を使用して行うことにもみんな慣れてきて、そこから使用も広がっています。

オンライン縦割り班(みんなで自己紹介)

 コロナ禍でなかなか実施できないでいた「縦割り班活動~全学年をグループ分けして異学年で活動するもの」ですが、代表委員会での子供たちのアイディアにより、「Teams」を使っての「オンライン縦割り班活動」を実施しました。

 一度チャレンジしましたが、全校一斉にやってみたら校内のLANがいっぱいいっぱいになってしまい、失敗となりました。そこで今回は半数に減らして実施。なんとか今日はうまくつながって行うことができました。交代で自己紹介などを行い、昼休みを過ごしました。自己紹介では拍手を送ったり手を振ったりする姿も見えました。県のリスクレベルも下がってきて、このような活動も対面でできるようになるかもしれないところですが、せっかく子供たちが考えたアイディア。こういう活動も積極的にやってみて、できることの幅を広げられたらいいと思います。2回目はオンラインでできる遊びを考えやってみるようですよ。

1㎢の面積ってどれくらい?

 面積の勉強では「町や県の大きな面積」で1㎢を学習しますが、こればかりは実際にどれくらいの広さかを自分たちで試すことはできません。そこでICTの登場です。タブレットに小学校の周りの地図(写真)を表示させて、1㎢の正方形で自分たちが住んでいるところを囲むと「どこからどこまで囲める広さなのか」という活動を行いました。

それぞれの思う1㎢をならべて比べてみました。

ささっと正方形も簡単に描けるのはICTならでは!

 子供たちも実際の場所を想像しながら「コンビニがあるところからあの橋のところまでかな~」なんて具体的に想像しながら考えていました。大人でもいきなり「1㎢ってどれくらい?」といわれたら迷いそうですが、こんな経験で、子供たちに少しでも大きな面積の感覚が身につけばいいな~と思います。

考えを確認し合う

6年生は「拡大図と縮図」の勉強を行いました。その学習のまとめとして「どんな図形は拡大図や縮図の関係があるか」を考えました。まずは各自でタブレット上で図形を分類し、それをもとに自由に意見交換を行いました。互いの考えを見ながら、それぞれ修正をしていきます。友だちとのとの意見の同じところ違うところを話し合いながら、図形を分類した理由をしっかり話し合うことができました。

早めに話合いを合いを行う子、ちょっと時間をかけて自分の考えをまとめている子、ある程度余裕のある時間の中で一人一人にあった考えの進め方をできるといいなあと思います。日頃バタバタしていると、なかなかそうもいかない時もあって「いかんいかん」と思うのですけど・・・・・こういう時間を大事にしたいです。

 

日常にオンラインを取り入れる

 2学期から本校でも家庭とネットを介して接続する取組が開始されました。授業を想定した一斉の接続テストも3回ほど行いました。そちらについては課題を検討しつつ今後に生かしていく予定です。

 テストを通じて教師も児童もオンラインでつながる手立てが分かってきたので、そこは早速学校の日常の活動に生かしています。コロナ感染の予防のため、元気ではあるけども出席停止で学校に来られない子供たちとは、実際にオンラインで授業に参加してもらう取組は日常化しています。

上の写真は、6年生で欠席児童を含めて、国語のグループワークをしている様子です。それぞれの発表の様子を子どもたち同士で撮影し、休んでいる友だちもしっかり見て・聞けるようにしています。休んだ子どもたちもしっかり参加でき、数日後に登校した時に学習の遅れを感じることもなくなるので、これはオンラインを活用するよさでもあるなと感じています。

 また高学年を中心にオンライン・クラウド活用での家庭学習の取組も始まっています。試行錯誤はありますが、これもよりよい方法を子どもたちと一緒に見つけていきたいです。いつでも簡単にオンラインでの授業参加や家庭学習の取組ができる環境の整備もしっかり考えていきたいと思っています。

上手に回れるか動画で確認!

【写真は6年生】体育のマット運動では、技がどれだけできているかをお互いにタブレットで動画を撮り合って確認。どこを気をつけるとよいか、自分で考えたり、互いにアドバイスし合って、上手に回れるよう頑張って練習しています。

低学年もこんな感じで

まだキーボード入力ができない2年生ですが、手書き入力を積極的に使っています。

2年生の国語「かん字のひろば」の学習では、これまでに習った漢字を使って1週間の日記づくりに挑戦しました。手書き入力やフリック入力を使うことによって、みんなに見やすい文字で発表できることが新鮮だったようで、みんなとても意欲的にタブレットを使っての文章づくりに取り組んでいました。