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学校生活より

オンラインで学びました

本来であれば、芦北での集団宿泊教室の際に水俣病資料館等を訪れて実施する予定だった「水俣に学ぶ肥後っ子教室」ですが、期日の延期と行先の変更に伴い、本日5年生教室においてオンラインでの学習を行いまし環境問題についての説明た。一緒に行く予定だった豊水小や横島小をはじめとする多くの小学校と水俣病資料館をオンラインでつなぎ、環境問題についての説明や語り部の方による水俣病と水俣病による差別等についてのお話をうかがいました。環境学習では、あらかじめ配付されていたワークシートを使いながら、様々な環境問題について学びを深めました。語り部講話では、水俣病患者である語り部の方の実際の体験談等を、必要なことはメモをしながら質問をする本校児童真剣に聞き、水俣病について理解を深めるとともに、病気だけでなく差別にも苦しめられながら懸命に生きてこられた語り部の方の生き方に、それぞれの児童が様々なことを思い、感じていた様子でした。まとめの前には各校を代表して本校の児童が語り部の方に質問をさせていただくこともできました。

この学びを生かして、環境にやさしい生き方と、水俣病をはじめとするあらゆる差別を許さない生き方を実践していってほしいと思います。

小中合同あいさつ運動が実施されました

本日午前7時30分から、令和3年度第1回目の小中合同あいさつ運動が実施されました。これは、有明中学校区の豊水小、横島小、大浜小それぞれに有明中学校の生徒が来てくれて、小学生と合同で朝のあいさつ運動を行うもので、年間計3回の実施が予定されています。本校には男女合わせて7名の中学生が来てくれて、はじめは東門と正門に分かれてあいさつ運動を行い、最後は正門に集まり小中学校の参加者全員が並んであいさつ運動を展開してくれました。

今年の七夕の朝は、いつも以上に元気な「おはようございます」の声がたくさん聞こえてきて、とても清々(すがすが)しいスタートとなりました。中学生の皆さん、どうもありがとうございました。

小中合同あいさつ運動

授業参観等と引き渡し訓練を実施しました

本日(7月2日)午後2時から、実質的に今年度初めてとなる授業参観等を実施しました。密を避けるため、教室と廊下の間の窓をすべて取り払い、廊下からも児童の授業の様子が見られるようにしました授業参観。今年度初めてとあって、とても多くの保護者の方々にご来校いただきましたが、今日の気温が高かったこともあり、廊下はかなりの温度になっていました。ですので、児童だけでなく保護者の方々が熱中症で倒れられはしないかと心配しましたが、幸い一人の発症者もなく無事に授業参観と学級懇談会を終えることができました。

また、授業参観と同日開催で緊急時を想定した児童の引き渡し訓練を実施しました。これも密を避けるため、児童には地区ごとに体育館や特別教室等に分散して待機してもらい、学級懇談会終了後に保護者の方々にそれぞれの地区の待機場所に移動していただき、事前に提出をお願いしていた引き受け者名簿でお名前を確認しながら児童の引き渡しを行っていきました。

こちらは、職員の事児童の引き渡し訓練前確認の不十分さ等もあり実施計画通りに進めることができなかった部分もありましたが、当初の目的はおおむね果たすことができたと思っています。(職員の反省点については事後に協議を行い、以後の取組に活かすよう確認しています)

過去の事例に学びつつ、このような訓練を繰り返し行いながら、もしもの時に、学校と保護者の双方が慌てずに冷静かつ適切な対応をとることができるようにしていくことが重要だと感じているところです。

大浜小の3つの力

現在の学校には、学校教育を通して児童生徒に身につけさせたい資質・能力を明確にしながらその育成に取り組んでいくことが求められています。本校では、それを「身につけさせたい力(資質・能力)」とし、『考動力』『協働力』『やりぬく力』の3つを掲げています。

これまで、グランドデザインにはこれを示していましたが、より積極的にアピールすることで子供たち自身にもこの3つの力をさらに意識した生活を送ってもらいたいと考え、各教室や教室外の目に入りやすい場所に掲示することにしました。タイトルも子供たちが覚えやすいようにと考え、「大浜小の3つの力」としました。

今後、いろいろな場面や機会をとらえてこの「大浜小の3つの力」を取り上げ、子供たちの意識の向上と3つの力の育成・拡充を図っていきたいと思います。

教室の掲示

教室外の掲示

あばかんさす?!

現在、本校のフェンス沿いに薄紫の細長い花弁をたくさんつけたきれいな花が咲いています。

フェンス沿いに咲く花

この花の名前をご存じですか?

本校の職員に尋ねたところ、「アバカンサス」との答えが返ってきました。しかし、しばらく時間が経つとすぐに忘れてしまい、そのたびに同じ職員に聞き直していました。でも、どうしても名前を覚えられないので、その職員に「どうして覚えられたの?」と質問すると、「本来の意味とは違うと思うが、『たくさん』という意味を持つ熊本弁の『あばかん』と重ねて覚えた」という主旨の答えが返ってきました。

『あばかん』=たくさん、『さす』=咲く。まさにこの花の姿にぴったりと重なり、すぐに覚えることができました。しかし、よくよく調べると、この花の正しい名前は「アガパンサス」とわかりました。「アバカンサス」と「アガパンサス」。確かに似ていますが、ちょっと違います。でも、おかげで2つの言葉を覚えることができました。

笑い話ではありますが、新しい知識も自分の知っている物事と重ねて覚えようとすることでいかに身につきやすくなるか、そのことに改めて気づかされた出来事でした。

(この職員が飾ってくれたアガパンサスは、職員玄関でお客様を出迎えたり校長室に彩りを添えたりと大活躍中です)

職員玄関に飾られたアガパンサス

校長室に飾られたアガパンサス