新しいブログ 20210526030714

安全安心な水泳の学習をめざして

先週から始まったプールでの水泳学習。大浜小学校では、大きく2つの取組を実践しながら、児童が安全に、安心して水泳の学習を進められるようにしています。

1つは、新型コロナウイルス感染症への対策として今年度から取り入れた、水泳用マスクの着用です。水の中では普通のマスクは使用できませんが、プールの中では子供どうしの距離が近くなりがちで、おしゃべりをしたり歓声を上げたりすることも少なくないため、感染リスクが高まります。

水泳用マスクを着用する児童

そこで、水の中では口元から外して首にかけ、水の中で泳いだり遊んだりしていないときにさっと口元につけられるような水泳用のマスクを導入しました。安全に十分配慮されていますので大半の児童が着用していますが、水泳用マスクに不安がある児童には強制はせず、おしゃべりなどをしないようお願いしています。また、水泳用マスクの着用時に違和感や息苦しさなどを感じていないか、随時声掛けをしています。

もう1つは、昨年から取り組んでいる複数体制での水泳指導の徹底です。コロナ禍以前は、2学年を一緒にして担任2人以上で指導に当たることができていましたが、コロナ禍の中では単学級での水泳学習にせざるを得ません。しかし、担任1人では全児童の安全を確保することに不安があることから、校長や教頭など担任を持たない(いわゆる7年部)職員が必ず1人は指導に加わり、2人以上の複数体制で水泳の学習を進めるようにしています。水泳指導をする校長

今日は校長も3校時の5年生の水泳学習に加わってプールに入り、児童の安全を確認しつつバタ足やクロールの手の動かし方などを指導しました。

今後もこのような取組を徹底しながら、安全安心で楽しい水泳学習を進めていきたいと考えています。

2大プロジェクト、始動!!

4月に本校に赴任して以来、どうしてもやりたいと思っていたことがありました。それは、6年生を中心に据えながら、大浜小や大浜町のさらなる発展につながるような活動に取り組んでみたい、というものです。

そして今日、その取組をスタートすることができました。3校時の総合的な学習の時間に、大浜小や大浜町のよいところやさらによくしたいことなどを、まずは6年生一人一人が個人で考え、その後みんなで出し合いながらワークシートにまとめていきました。

児童のワークシート

 

これをもとに、今後2つのプロジェクトを立ち上げていきたいと考えています。今はまだ詳しくはお伝えできませんが、1つは大浜小をもっとよい学校にすることを目的に、もう1つは大浜町のことを広く発信することを目的に、6年生の思いや発想を生かしながら取組の内容や方法などを検討し、実践化していく予定です。

今日は、各プロジェクトで取り組んでみたい内容についてたくさんのアイディアを集めることを目的として、それぞれがどちらかのプロジェクトを選択し、選んだ方で最低1つ以上の具体的取組プランを考えてくる、という課題を出しています。期限は6月28日(月)までです。6年生には話しましたが、私としては保護者や家庭・地域の皆さんにもこの取組に関心を持っていただければ、と考えています。ですので、もし6年生から質問や相談等があったときにはぜひご協力いただきますようお願いします。

なお、この取組については今後も随時お伝えしていきたいと考えていますので、関心を持ってくださった方は、本ホームページの定期的なチェックもどうぞよろしくお願いします。

こんなに大きくなりました

5月27日の記事でツバメのひながかえったことをお伝えしましたが、それから約2週間でこんなに大きく育ってくれました。

4羽のひな

残念ながら2羽ほどは途中で巣から落ちたりしてしまいましたが、4羽のひながこのようにかわいい頭を並べて、親鳥がエサを運んできてくれるのを待ち構えています。

時には、次の写真のように巣のふちに乗って全身を見せてくれたりもしています。(大きく見えますが親鳥ではありません)

こんな様子を見ていると、このひなたちが飛び方を覚えてここを巣立っていく日もそう遠い先のことではないように思えます。うれしくはありますが、少し寂しい気もしているところです。

巣に立つひな

4年生の地域学習進行中!

4年生の総合的な学習の時間では、大浜町でほぼ10年おきに行われている『年紀祭』という行事について調べる地域学習に取り組んでいます。

先週の木曜日(6月3日)には、「大浜町の歴史と文化を伝承する会」の会長である戸嵜さんにご来校いただき、大浜町の歴史の概略と『年紀祭』の詳しい内容等について説明していただきました。その昔、水運業で栄えていた大浜町のことを理解させるために米俵の実物を置き、パワーポイントでのプレゼンテーションだけでなく、『年紀祭』のポスターや、新型コロナウイルス感染症の影響で5年先に延期となった「令和2年度『年紀祭』」のパンフレット等を使い、4年生の児童に分かりやすように工夫しながら話してくださいました。

大浜町の歴史説明

 

『年紀祭』の説明

今後は、校区に残る『年紀祭』に関連した場所や記念碑等を実際に見たり調べたりしながら、大浜町の歴史や『年紀祭』についてさらに理解を深めていく予定です。

この学習を通して、4年生の子供たちが自分のふるさとである大浜町をもっとよく知り、大浜町に誇りを持って大切にしていこうとする気持ちを高めていってくれることを願っています。

教育実習が終わりました

先週の月曜日(5月24日)から始まった今年度前期の教育実習も、早いもので今日が最終日となりました。2週間の実習期間中、本校職員の授業の参観や指導講話の受講、そして、受け入れ学級での教科等の授業や給食指導、朝・帰りの学活の運営等、盛りだくさんの実習課題に意欲的に取り組んでいただきました。休み時間には、受け入れ学級の児童だけでなくいろんな学年の子供たちと遊んだり話したりしながら笑顔で接していただき、子供たちにとってもうれしい時間になったことと思います。

また、昨日は大学の担当教官もご覧になる中、実習仕上げの研究授業として5年生の音楽の授業に取り組まれました。終始落ち着いた態度で授業を進められ、子供たちも楽しそうに楽器を演奏したり意欲的に発表したりと、とてもいい雰囲気の授業が行われていました。

実習生研究授業1

 

実習生研究授業2

本日の給食時に放送で実施した児童へのあいさつでは、子供たちへの感謝とともに教職をめざすことへの決意を述べておられました。こちらも、近い将来同じ教員としてお会いできることを楽しみにしています。今後は、県教員採用試験に向けた準備に全力を注いでほしいと思います。また、機会がありましたら、いつでも大浜小学校に足を運んでいただきたいと思います。

2週間の教育実習、大変お疲れ様でした。

学級花壇も衣替えしました

春も終わり初夏を迎えたこの時期に、各学年で管理している学級花壇の植物が植え替えられました。マリーゴールドやサルビアなどのように夏に花を咲かせるものや、コリウスのように葉の色や模様を見て楽しむものなど、たくさんの種類の植物が植えられ、さながら、学級花壇の衣替えといった趣(おもむき)です。

昨日までは晴天が続いていたのでどの植物もあまり元気がありませんでしたが、今日のこの雨ですっかり元気を取り戻しました。これからは、水やりや草取りなどの管理が大変ですが、みんなで協力し合ってそれぞれの学級花壇を夏の草花で今以上にきれいに彩ってほしいと思います。(6年生の学級花壇の一番奥にはひまわりのタネが植えられており、やがて芽を出すものと思われます)

学級花壇の様子

プールそうじをしました

6月1日(月)に4~6年生で時間を分けながらプールそうじをしました。

1・2校時には6年生が、最も汚れている状態のプールと更衣室のそうじに取り組みました。

1・2校時 6年生

更衣室

 

プールはまだ時間がかかりそうですが、更衣室はご覧のとおり、すぐに使えるきれいな状態にしてくれました。

3・4校時には5年生が、プールの床や壁、プールサイドなどをきれいにしてくれました。おかげで、本来のプールの姿がほぼわかるようになりました。

3・4校時 5年生

 

 

 

 

 

 

そして5・6校時には4年生が、プールそうじの仕上げをしてくれました。

5・6校時 4年生

 

 

 

 

 

 

おかげで、ご覧のように午前中(左・上)とは見違えるような、きれいなプールが戻ってきました。(右・下)

午前中

午後

 

4~6年生の力でこのようにきれいになったプールで、来週から水泳等の授業が始まります。プール使用期間中は、水の事故だけでなく熱中症や新型コロナウイルス感染症の防止にも努めていきたいと思います。

最後に、プールそうじに汗を流してくれた皆さんに感謝と労い(ねぎらい)を込めて、ありがとうございました。お疲れ様でした。

クビアカツヤカミキリにご注意を!

玉名市教育委員会より、クビアカツヤカミキリという外来種の害虫に関する注意喚起の情報が届いています。九州ではまだ生息は確認されていないようですが、桜や梅などの樹木をエサとすることで枝が落ちてきたり木が倒れたりといった被害が国内で確認されています。念のためご注意をお願いします。

 >>画像はこちら

教育実習生、授業に挑戦

本日の第5校時に教育実習生が1回目の授業実習を行いました。5年生の国語で、和語・漢語・外来語のそれぞれの特徴や違いについて理解する、という内容でした。

ICTを活用

黒板で説明

 

 

 

 

 

 

写真のように、電子黒板を活用したり黒板を使ったりと、児童が指導内容を理解しやすいように方法を工夫しながら丁寧に授業を進められました。話す声やスピードも適切で、とても落ち着いて授業をされているように感じました。

そのせいもあってか、5年生の児童も真剣に説明を聞き、指示に合わせて声を出して音読したりワークシートに記入したりと、それぞれの学習活動に熱心に取り組んでいました。

今回の教育実習もほぼ半分が終わり、残すところあと1週間です。その中で、実習生がさらに多くの学びと自信を得、将来の教職への意欲を一層高めてもらえれば、と思っています。

運動場、大変身!!

本校の運動場はかなり広く、同じ遊具が複数台あったりします。そして、毎年春になると運動場にたくさんの雑草が生えてきます。中には、メリケントキンソウという、外来種でトゲがあってうっかりさわると刺さってしまうような危険なものまでありました。(これは発見後、すぐに職員で抜き取りました)その運動場の今の様子がこれです。

現在の運動場

ご覧のようにほとんど草がありません。ほぼ同じ場所で撮った下の2枚の写真を比べると、その違いがよくわかります。

4月中旬

現在

 

左(スマホ等では上)は4月中旬に実施した交通教室時のもので、右(スマホ等では下)は現在の様子です。

この大変身は、子供たちの力によるものです。各学年の体育の授業等で運動場に出たときに、授業の前後に草を抜いている子供もいましたし、特に6年生は、休み時間や昼休みなどの空いた時間に進んで運動場の草取りに励んでくれていました。そんな子供たちのおかげで、このようにスッキリした使いやすい運動場になりました。

しばらくは梅雨が続き、外に出られない日もたくさんあると思いますが、使える状態のときには、自分たちがきれいにした運動場に出て、思いっきり体を動かしたり遊んだりして過ごしてほしいと思います。