2021年10月の記事一覧

10月22日の給食

今日のメニューは、鶏肉のごまみそ煮、ブロッコリーサラダ、デザート、麦ご飯、牛乳です。

今日は、みそ味の煮物でした。昔、田んぼの周りのあぜに、大豆が植えてあったそうです。わけは、大豆は米に、根っこから栄養を送っていたそうです。そして、根っこを張り巡らせるので、他の水もれを防いでくれました。お米と一緒に収穫して、天日干しし、大豆として収穫し、食べ物が少なくなる冬に備えて、保存できるように味噌をつくったそうです。栄養バランスのよい組みあわせ「ごはんとみそ汁」の完成です。昔の人の知恵はすごいです。

デザートは、さつまいもと栗のタルトでした。

10月21日の給食

今日のメニューは、高野豆腐の卵とじ、きゅうりとレンコンのごまだれ、大学芋、ごはん、牛乳です。

今日は、とうふを使った煮物です。とうふは崩れやすいので、煮ても崩れにくい「高野豆腐」が調理されていました。高野豆腐は、豆腐を凍らせて、乾燥させたものです。隙間があるので、味がしみこみやすくなっています。豆腐とはちがい、長く保存することもできます。大豆と同じく、おもにからだをつくるはたらきがあります。

10月20日の給食

今日のメニューは、黒糖パン、コンソメスープ、さかなのマヨネーズ焼き、きゅうりのレモンあえ、牛乳です。

 さかなのマヨネーズ焼きは、「ホキ」が使われています。「ホキ」は、主にオーストラリア、ニュージーランドの深200mから700mに住んでいる深海魚です。大きさは120㎝くらいで、大きな瞳を持ち、細長く先細った形をしており、少しグロテスクな見た目が特徴的です。

肉食の魚で、ハダカイワシやイカや甲殻類なども食べるようです。日本では「フィレ」として知られ、輸入する白身魚の中でも人気の種類です。私たちがよく食べるのり弁やハンバーガーに挟まっている白身魚は、スケトウダラやスズキのほかに、このホキも使用されています。

また、今日は、きゅうりたっぷりの和え物です。きゅうりは、熟すと黄色くなります。昔は黄色の瓜とかいて「黄瓜」とかいていたそうです。今はきゅうりのふるさとの「ヒマラヤ」が日本の西側にあるので、西の地域という意味の「胡(こ)」という漢字を使って、「胡瓜」と書くことがおおいです。水分が多いので、食べると水分補給になります。今日は食感を感じてほしいということで、大きめにカットされていました。

 

10月19日の給食

今日は、ふるさとくまさんデーです。人吉・球磨地方の郷土料理です。

メニューは、つぼん汁、さかなのカレー揚げ、きくらげの中華和え、ごはん、牛乳です。

10月9日は、人吉くんちです。おくんちの日、家庭では、「赤飯・煮しめ・つぼん汁」という定番料理がだされます。そして、無病息災を願い、子どもの頭を獅子にかんでもらう風習があります。「つぼん汁」とは、「つぼ」とよばれる深い椀に入った汁ものです。具は地鶏と旬の食材でつくります。そして、特産物の「きくらげ」を使ったサラダです。菌床栽培といって、おがくずにふすまや米ぬかなど混ぜた培地に、きくらげの種菌を入れて育てます。コリコリとした食感が特徴のきのこです。他にもいろいろな種類のきのこがあるということなので調べてみたいと思います。

 

10月18日の給食

今日のメニューは、麦ご飯、中華風コーンスープ、チャプチェ、大豆といりこのかりんとうです。

今日のメニューは、中国と韓国と日本の多国籍料理です。それぞれをしっかり味わっていただきました。

みなさんは十三夜を知っていますか?日本には十五夜と並び、旧暦の9月13日に月を観賞する風習があります。十五夜は収穫したばかりのさといもをお供えする習慣がありますが、十三夜はくりや豆をお供えする習慣があるため、「豆名月(まめめいげつ)」ともよばれています。今の月はだんだん半月からふくらんでいる月で、今年は今日が十三夜になります。夜に月をながめてみてほしいとおもいます。