2021年7月の記事一覧
7月19日の給食
今日のメニューは、めかたま汁、ぶたあえ、ごはん、牛乳、デザートです。
今日はふるさとくまさんデーのメニューです。今月は天草地域の料理、「ぶたあえ」です。鎌倉時代に天草と沖縄の貿易がはじまり、沖縄の豚料理がつたわりました。しかし当時は豚肉がとても貴重だったため、天草でとれる「たこ」をいれて作るようになったそうです。そのため、豚肉が入っていないのに「ぶたあえ」とよばれています。夏になると上天草市有明町では、8本足のユーモラスな姿をしたほしだこをつくります。「タコ街道」とよばれ、夏の風物詩となっています。
7月16日の給食
今日のメニューは、夏野菜のスープ、鳥の唐揚げ、ごぼうサラダ、麦ごはん、牛乳です。
今日は夏野菜のスープです。パプリカは赤・黄・オレンジなどの色があります。どれも熟しているので、ピーマンよりも甘みがあり、肉厚です。今日のスープにはピーマンもパプリカも入っていました。ビタミンが多く含まれ、主に体の調子を整える働きがあります。実は、ビタミンCはパプリカから発見された成分です。パプリカからビタミンCの抽出に成功したセントジョルジ・アルベルトは、ノーベル生理学医学賞を受賞したそうです。パプリカはノーベル賞受賞に貢献した野菜なんですね。
7月15日の給食
今日のメニューは、夏野菜の味噌汁、千草焼き、ごはん、ゴーヤサラダ、牛乳です。
ゴーヤは夏が旬です。苦みがありますが、この苦みには、食欲を増す効果があるので、夏に食べて欲しい野菜の一つです。苦みを減らすコツは、「中のわたをしっかりとること」「切った後は塩水につけること」です。試してみてください。今日のゴーヤサラダは、とても苦いのではないかと思っていましたが、下処理がきちんとしてあり、しかもマヨネーズ味で、苦みはあまり感じずとってもおいしかったです。
ゴーヤは熟すると黄色くなり、緑色のゴーヤよりも甘くなります。種は赤くなります。それは鳥が食べて遠くに運んでもらうためで、目立つ色になり、食べやすいように甘くなります。完熟ゴーヤの子孫繁栄の戦略にはおどろかされますね。
7月14日の給食
今日のメニューは、コッペパン、牛乳、夏野菜のパスタ、オムレツきのこのデミソースです。
今日は夏野菜をふんだんに使ったパスタです。夏野菜は、ズッキーニ、なす、ピーマン、トマトです。夏が旬のトマトですが、熊本県では冬にとれるトマトの生産がさかんです。トマトは主に体の調子を整える栄養がたっぷりです。そのまま食べるだけでなく、ジュースやかんづめ、トマトケチャップに加工すると1年中食べることができます。今日のパスタはトマトのかんづめを使ってソースを、トマトケチャップを味付けに使われているそうです。
7月13日の給食
今日のメニューは、チキンライス、牛乳、かぼちゃのポタージュ、魚のタルタル焼きです。
今日は、かぼちゃのポタージュです。かぼちゃは皮が硬く、なかなか切れません。中には大きな種がぎっしりつまっています。種も食べることができます。1個のかぼちゃを実らせるのに、15枚程度の葉が必要で、つるは地面にはって大きく育ちます。まきひげや茎の節から出る根によってつるが風に飛ばされないように体を支えています。かぼちゃが収穫される季節になりました。機会があれば、かぼちゃを育てる様子をみてほしいとおもいます。
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