学校生活から・・・
算数の授業から(2年生の「100より大きい数」の取組から)
7月2日(火)に、山都町教育委員会の指導員の先生に訪問していただく中で、2年生の算数の授業に取り組みました。
昨年度から、中島小では、「主体的にいきいきと活動できる子どもの育成をめざして」、主体的・対話的な学習を意識した算数の授業づくりに取り組んでいます。子どもたちが算数の授業に、進んで取り組むための工夫として、(な)(か)(し)(ま)を授業の流れの合言葉にして、自分の考えを授業の中で活発に発表できるように定着をめざしています。
授業の始まりでは「(な)んだろう」からスタートし、今日の問題や課題に対して見通しをもてるようにします。そして、「(か)んがえよう」の一人学びの時間に、ノートやホワイトボードに自分の考えを書いていくようにしています。この日は「10をあつめると どんな数になるのかな。」というめあてを立て、ブロックやお金の図に絵や文を入れながら、自力で「10のカードを24まい集めたら、いくつになるか」を考えていきました。
授業の後半は、子どもたちが「考えの交流」を行う、「(し)りあおう」の時間です。低学年にとって、自分の考えを、相手に説明するのはとても難しいことですが、自分なりの絵や図を示すこと(考えの見える化)で、聞いている子どもたちもわかりやすくなり、考えが似ているところ、違うところを見つけられるようになってきています。この日は、6人の子どもたち一人一人が、自分なりの考えを前に出て発表することができました。最後の「(ま)まとめよう」の場面では、「10が10こ集まったら100」になるということをみんなで確かめ、練習問題にチャレンジしていきました。
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