学校生活から・・・

地域学習(布田保之助と中島地区の福良(ふくら)井手)

 5年生が制作したICTコンテストへの作品は、現在も地域を流れる16・5kmの福良(ふくら)井手のことを調べた内容でした。 

 江戸時代末期、通潤橋を造る以前に、矢部の総庄屋だった布田保之助と、中島地区1400人近くの人々が、力を合わせて造り上げた福良井手。棚田百選にも選ばれる島木地区に現在も水を運ぶ現役の用水です。

 水の取り入れ口となる金内橋の大小2連の石橋アーチ、立野橋の水道橋、13のトンネルなど、当時の人々の様々な工夫と努力が身を結び完成。現在も利用されている技術の高さに驚かされた感動を、作品にしていきました。