学校生活

もったいないミュージカル

2月27日(月)本校に劇団影法師のみなさんをお迎えして観劇会を行いました。これは、もともと1月に予定されていた行事でしたが、寒波のため来校が叶わず、3月に調整をして実現したものです。

文化庁事業による「文化芸術による子供育成推進事業­~巡回講演事業~」です。劇団影法師さんは、創立45年の関東にある劇団で、影絵劇や人形劇を中心に日本全国の児童青少年に向けた幅広い活動をされています。

感染症対策をとり、60分の演劇と20分のダンスワークショップを行っていただきました。時に会場の子供たちを巻き込みながら、舞台展開をされ、子供たちもその世界に入り込み、熱心に観劇していました。

あらすじです。

「スクラップ置き場に主人公が迷い込みます。そこにスクラップの妖精が現れて『地球の未来について考えよう』と宇宙船に乗って宇宙へ旅立ちます。でも、宇宙船が故障し、不時着したその星は、地球によく似た星でした。主人公は仲間を探して、スクラップの妖精達とゴミだらけの星を大冒険する」という内容でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どの学年もとても楽しそうでしたが、中でも6年生の反応がとてもよく、最後に演者の方に握手をしてもらい、「先生、今日は手が洗えません!」と何人も言っていました。生の文化芸術に触れることの大切さが身にしみた1日でした。

子供たちの手紙です。

1年 きょうは、みゅーじかるをみせてくれてありがとうございます。わたしが、一ばんこころにのこったことは、みんなでおどったところです。とてもたのしかったです。またきてください。

 2年 すごくたのしかったです。ぼくは、ロボットがじゅうでんぎれになったところがたのしかったです。げきのみなさんがじょうずだったので、すごいとおもいました。また、きてください。

 3年 もったいないミュージカルをみて、たいせつなものはなんだのことばがこころにのこりました。かんじたことは、(わたしも)みんなのまえではずかしがらずに発表ができるといいなと思いました。これからわたしもがんばります。

 4年 ぼくは、紙とかつかったら、すぐにすててたけど、ミュージカルを見たら、物とかもすてられて悲しみをあじわっているんだなと思って、これからそれをいかそうと思いました。

 5年 今日はいそがしい時、来てくださってありがとうございました。ぼくは、はなしを聞いて、地球があんなことになるかもしれないと思ったけど、ぼくたちがものを大切にすれば、きれいな地球になることが分かりました。

 6年 今日は来てくださってありがとうございました。ぼくは、捨てられたごみにうらまれている場面から、ごみを捨てるときには「ありがとう」の気持ちを持ちたいと思いました。空気ぼうやジャンプなどの迫力がすごくて、音楽やダンスもすごかったです。また会ったときにはよろしくお願いします。

 

 

 

劇団影法師のみなさん、ありがとうございました。また、来ていただけると嬉しいです。