室小ブログ

線分図を使って考えよう


公園で男の子13人と女の子8人が遊んでいました。

あとから女の子5人と男の子がやって来て、子どもの人数は全部で28人になりました。

あとから来た子どもは全部で何人ですか。



6
28日(水)の3年生の教室で、子どもたちに出された問題です。

 


子どもたちはこれまで線分図の勉強をしてきました。

「線分図はどんな時に使う?」と授業者が尋ねると、

「説明をするとき。」

「問題を考えるとき。」

と答えました。


授業者はこれまで線分図を

思考の道具として扱う場面

説明の道具として扱う場面

の二つに分け授業を行ってきました。

先の問題と出会った子どもたちは、線分図をかき、それをもとに説明をしていきました。



また、ある子どもの線分図に着目し、どのような式を立てればよいかをみんなで考えていきました。







授業者の提示した問題には、本来は必要のない情報が含まれています。

線分図をかき、どのように考えればよいかを吟味しながら、問題文に着目することの大切さに気づいていきました。