学校生活

ウスバキトンボの講話

2月20日(木)に国立水俣病総合研究センターの齋藤さんをお招きして、ウスバキトンボの調査について6年生に向けてお話をしていただきました。

 

ウスバキトンボはお盆あたりに日本でたくさん見られるトンボです。このトンボは東南アジアなどから実に3000キロメートルほど海を越えて飛んでくるそうです。そして、北へ、北へと向かって飛んでいくらしい、といわれています。しかし、詳細は不明で、ひょっとして南に向かうこともあるのではないか・・・とのこと。その「トンボの軌跡」を調べるために、日本各地で捕まえたウスバキトンボの羽に「アルファベットと数字」を書いて逃がし、その後、別の地域の調査員が再度捕獲調査している・・ということでした。その調査員が全国で200名ほどいらっしゃるそうですが、その1人が齋藤さんです。

このトンボの調査についてはNHKの番組「ダーウィンが来た!」でも取り上げられるとのこと。2月23日(日)午後7:30~の放送ということです。

なお、羽に数字が書いてあるトンボの死骸をみつけるなどされた折には、「ダーウィンが来た!」の番組に報告してほしいとのことでした。もしもの時にはよろしくお願いします。

↑ ウスバキトンボは飛ぶ能力が高いので、昼間は基本空中にいることがほとんどだそうです。ということは、あんまり静止していないので、「羽の数字」が書いてある個体を見つけるのはなかなか難しいかもしれません。