御船小ニュース

最後に笑うのはキミだ!

多かれ少なかれ、生きていれば誰にでもアクシデントは起こります。そんな時に必要な力こそが、課題解決能力です。課題解決能力とは、例えば目の前に課題があるとして、その原因や今後起こりうることを的確に分析し、どうやって解決させるかを建設的に考え、整理し、そして行動する力のことと言えます。以前から日本人は、この課題解決能力を重要視しており、その育成に向けて1947年から5年間は「自由研究」という1つの教科を設けていました。

現代では夏休みの宿題の代名詞でもある自由研究。なにも、苦手な分野や内容をテーマにする必要はありません。「興味のあることや不思議に思っていることをテーマに選んで研究する方が、面白みがある。」という考え方も尊重されるべきです。一見他人から「馬鹿馬鹿しい」と笑われそうなことでも、本気で取り組めば大発見につながるかもしれません。既成概念にとらわれない「子どもの着眼点」を生かし、この夏、課題解決能力を伸ばしてほしいと思います。