御船小ニュース

今日もどこかで

 必要なものは残し、不要なものは無くす。誰もがよりよく生きるために不可欠な行動だと思います。1951年に、第3世代として今の形になり、今日まで続けられていることがあります。それは、ラジオ体操です。

 御船小学校の管内でも、夏休みの朝を使って取り組んでいる地域がいくつもあります。「生活リズムを整える」「体の代謝を高める」など、メリットは言うまでもありません。数多あるメリットの中でも、現代だからこそ大事にしてほしいことがあります。それは「人と人とのつながり」です。友達や地域の大人と顔を合わせるこの時間は、つながりの希薄化が指摘される現代だからこそ、非常に貴重です。都合によっては、地域で集まってラジオ体操をすることができない場合もあるでしょう。そんな時は、家族でやってみてはいかがでしょうか。家族みんなで行うラジオ体操によって生み出されるのは、「心が通い合う時間」かもしれません。

 なぜラジオ体操が、形も変えずに続けられているか。それは、やっぱり「必要」だからです。