今日の給食：カレーピラフ、クリームスープ、にんじんサラダ、牛乳

【あと１週間余りで夏休みに入りますね。今日は今から約６０年前、私の小学校時代（熊本市立城山小学校）、どんな夏休みを過ごしていたかお話したいと思います。６０歳以上の方は、共感される話があるかもしれませんね。毎日、母や祖母に、「はよう学校が始まらんといかん。」「ちらかしてばかりおる。」「昼ごはんも食べさせなん。給食がはようはじまるとよか。」などとよく言われていました。朝は６時に起きていました。毎日６時半にラジオ体操があります。ラジオ体操カードに、すきまなく印鑑を押してもらうのが嬉しかったです。朝は１０時まで家にいなければなりません。勉強をやり、その後「ひみつのアッコちゃん」や「まほうつかいサリー」などのアニメをみていた思い出があります。１０時からは２時間自由プールです。プールに入る前、かまぼこ板に、名前と住所を書いたのを提出しなければなりませんでした。昼ご飯を食べ、午後１時から３時までは運動場でソフトボールの練習です。当時、熊本市では親子ソフトボール大会（子どもが試合の前半、親が試合の後半を受け持ち、トータル点数で勝敗が決まる。）が白川公園（現熊本中央警察署横）で行われていました。学校代表でピッチャーをやっていました。午後３時から５時までは水泳クラブの練習です。小学校３年生から６年生まで水泳クラブに入っていました。専門は平泳ぎです。とにかく毎日運動をしていました。そのため、くたくたになり、午後７時ぐらいには、目や口が開かず、ご飯を食べながら眠ったことも度々ありました。現在は気温が３５度をこえることは珍しくないですが、当時は暑くても３２度ぐらいだったことを覚えています。現在と気温の差を感じています。学習は、というと、真っ先に思い出すのが「夏休みの友」です。（国語や算数の問題集）苦労しましたね。また、必ずあるのが、読書感想文、習字、絵、工作、理科の自由研究です。すべて提出してなければなりませんでした。工作は、竹ひごや５ミリ角材などを使って、橋や東京タワーをつくっていました。理科の自由研究は、近くに白川、坪井川、井芹川があったので、水質調査を６年生の時やりました。他には市販の昆虫採集セットを使い、菓子箱に綿をしきつめ、カブトムシやクワガタ、コガネムシやセミなどの標本をつくりました。６年生の夏休みの時、画用紙を横半分に切り、それをつなぎあわせ歴史年表をつくりました。１０ｍぐらいの長さになりました。家の手伝いは風呂たきです。今のようにボタン一つではわきません。まず灰をだし、新聞紙を燃やし、その上にそっとたきもん（小さな木片）を置きます。たきもんに火がついたら徐々に石炭をのせていきます。晴れた日は、すぐに火がつくのですが、雨の日や夕立の後は、釜がぬれているのでなかなか火がつきませんでした。夏休み期間中は、取り組むのに時間がかかる学習（理科の自由研究や読書等）などに取り組んでほしいです。また、家族の一員としてしっかり家の手伝いもしてほしいです。事故のない・楽しい・有意義な・夏休みをおくってください。

【３年１組：図工「箱の中の世界」】

【３年２組：理科「音のしょうたい」】

【５年１組：英語「伝えたいことを整理して」】

【５年２組：理科のテスト】

【６年２組：理科「水の移動について発表」】