今日は、熊本県初任者研修が、山鹿の教育センターで実施されています。現在初任者には、初任者担当の教諭がつきます。様々な研修を1年間おこなっていきます。それでは、今から40数年前の初任者研修はどうだったか、私の例をあげてお話します。初任者担当の教諭はつきません。基本、自分で考え行動をしなければなりませんでした。もちろん、指定された研究会に出席したり、講話などをきく機会はありました。講話の中でよく覚えているのが「ほう・れん・そう」です。ほう=報告、れん=連絡、そう=相談のことです。これを学校でしっかりやってくださいと話されました。私の失敗談を2点お話しします。1点目は出席簿です。出席簿の書き方など誰も教えてくれません。どう書けばよいか、年配の先生方に聞いて記入していました。欠席欄のところです。欠席には病欠と事故欠があります。最初自分なりの解釈で、病欠は風邪や腹痛で休んだ時が病欠。事故欠は交通事故やケガで休んだ時が事故欠、と思い込んでいました。数か月経って、ケガで休んだ時も病欠ということがわかりました。事故欠は、例えば親戚の結婚式に出るため学校を休んだ時などが事故欠になります。2点目は、教師用教科書です。児童が毎年無償で教科書をもらうことは知っていました。だから、教師も毎年新しい教科書がくるものと思い込んでいました。そこで、私は、教科書に授業でよくできたことや失敗しこと、問題の答えなど、どんどん書き込んでいました。1年が過ぎようとした頃です。「先生方の教科書を集めます。」という言葉を聞きました。そうです。教師用の教科書は教科書がかわるまで、3~4年使い続けなけらばならないのです。次に使われた先生にしっかり謝りました。今となっては、笑い話です。当時はとにかく、何もわからない状態で、気合だけで進めていました。
今日の入学式の様子は、現5年生です。令和2年4月9日が入学式でした。新型コロナウイルスが日本に入ってき、学校が3月2日から臨時休校になっている時期です。マスクをつける習慣が身につきました。