今日は8月6日です。1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、広島に原子爆弾が投下されました。一瞬にして、多くの犠牲者がでました。戦後80年近く経ちますが、今なお苦しまれている方々もいらっしゃいます。私が小学生だった頃には、夏休み期間中1回か2回、登校日があっていました。登校日は、8月6日(広島原爆投下日)か8月9日(長崎原爆投下日)か8月15日(終戦)のいずれかでした。担任の先生から、戦争の悲惨な話や平和の大切さの話を聞きました。その後、夏休みの生活についてや、宿題の進み具合を確認したのち下校していました。学校では基本、学習が中心です。しかし、集団で生活しています。子どもたちは学習以外にも多くのことを学んでいます。その1つに「折り合いをつける」ということがあります。例えば、4月になったら各クラス、クラス目標を決めます。また、クラスによっては全員遊びをするクラスもあります。その時に自分の好きな遊びばかりを主張しても、なかなかまとまりません。クラス目標に照らし合わせ、みんながそれなりに納得する遊びを選択します。自分の考えをしっかり述べることはとても大切なことです。しかし、相手がいることです。別な言葉で言いかえると「落としどころ」「いい意味でのゆずりあい」が大切です。これからの社会では、「どこで折り合いをつけるか」が大切であり、かつ難しくなっています。子どもたちも、日々の生活の中で「折り合いをつける」ことも学んでいってほしいと考えています。
今日も朝から17、8人の職員が出勤してきています。今日も多くの研修会が組まれています。研修会がない職員は9月13日(金)に学校訪問が予定されています。それに向け、指導案作成などに取り組んでいます。
熊日 たから箱
8月6日(火)掲載 2年生 「せいでんきになれたよ」
せいでんきがなると いやなきもちになる きんのところを さわると せいでんきになれたよ
私は現在3年生、4年生の算数専科を担当しています。1学期期間中「算数通信」を50号発刊しました。その中に、おもしろ問題(家族みんなでチャレンジ!)というコーナーがあります。今日はそのいくつかを紹介します。家族みんなでチャレンジしてみてください。解答は一番最後にあります。
問題1:学校から10mはなれたところに家があります。誰の家でしょうか。(ヒント:10mを㎝におきかえてみてください。)
問題2:2+4=24この計算を、線を1本たして、正しい計算にしてください。(ヒント:線は直線とは限りませんよ。)
問題3:1+2+3+・・・・・+97+98+99+100=? 1から100までたしたら、合計はいくつになるでしょうか。(ヒント:100のかたまりをつくって考えてみましょう。)
問題4:AとA、BとB、CとCを線で結んでください。ただし、線は交わったり、接したりすることはできません。また、長方形の外をいくこともできません。
問題5:A君は、野球用品でバットを1本とボールを1個買いました。値段は2つ合わせて11000円で、バットの値段はボールより10000円高いです。バットとボールのそれぞれの値段はいくらでしょうか。(ヒント:ボールの値段は1000円ではありません。絵にかいて考えると、考えが整理されますよ。)
問題1,問題2、問題5はおもしろクイズから、問題3はガウスの定理から、問題4は40数年前の慶応義塾幼稚舎(小学校)入試問題から引用しています。
解答 問題1:10m=1000㎝つまりせんせんち(先生家) 問題2:20+4=24つまり2の横に0をたします。問題3:5050つまり1+99=100、2+98=100、・・・49+51=100。100のかたまりが49こあります。のこりの50と100をたせば、全部で5050になります。数学者ガウス氏が少年のころ、先生から出された問題の解き方は、1+2+3+・・・+98+99+100に今度は100+99+98+・・・98+99+100=をたしました。101のかたまりが全部で100こ。つまり10100です。その半分だから5050と解いたそうです。
問題4:
問題5:バット10500円、ボール500円