1/26 性に関する教育 授業参観
1月26日は性に関する教育の授業参観が行われました。お忙しい中、多くの保護者の皆様に感染症対策を講じながら参観していただきありがとうございました。
1年生(せいけつなからだ:プライベートゾーンを大切にというテーマでの学習でした)
2年生(いのちのはじまり:生命の尊重、生まれてくるお子さんに対する保護者の思いを学ぶ学習でした)
3年生(テレビ・漫画と私たち:メディアリテラシー、情報を取捨選択する大切さを学ぶ学習でした)
4年生(性の扉を開けてみよう:体と心の性に対する個人の意識差を学ぶ学習でした。)
5年生(生命のつながり、そして未来へ:命の連鎖、自分の将来について考える学習でした)
6年生(自分の性について悩んでいる人について知ろう:LGBTQ+の方々に対する理解を深める学習でした)
性に関する教育公開授業に関するアンケートにもたくさんの返信がありました。お忙しい中ご協力いただきありがとうございました。いくつかの感想を紹介したいと思います。
1年:1年生に分かりやすく、体のこと、清潔にすることを伝えられていてよかったと思いました。お風呂の入り方や排便後の拭き方まで”こんなこと!?”と思えるようなことですが、正しい知識をみんなで一緒に学ぶことで次につながると思いました。授業参観できたことで、家に帰ってから改めて話題にでき、考える機会がとれてよかったです。ありがとうございました。
2年:命の始まり、お母さんのおなかの中でどのように育っていくか2年生に分かりやすい内容で、子供たちも集中して聞いている子が多かったなと思いました。親から子への手紙を書いて「あなたは大切な存在なんだ」ということを普段思っていてもなかなかうまく伝えられていなかったなと思いました。改めて手紙を通して伝える機会ができて良かったです。この授業参観を機に、言葉でも伝えていきたいと思いました。
3年:今回の授業参観は、子供たちのいろいろな意見や思考がみられて、”このような考え方もあるんだ~”ととても面白かったです。また、今回の授業により我が子もテレビをみるときに気をつけることを改めて考えることができてよかったと思います。さっそく、(我が子が)テレビから離れてみたりと気を付けていました。ありがとうございました。
4年:今回公開された”自分らしさ”を大切にする学習はジェンダー平等な世の中を今後築いていく子供たちにとって大切なものだなと思いました。今回は、”4つの性”から自分を表す性について取り上げ、ランドセルの色や女子の制服にスラックスが導入されたことなど「ジェンダーレス」について学ぶことができたと思うので、できれば次は性別における決め付けや役割分担にとらわれない「ジェンダーフリー」についても考える機会を持たせていただければと思います。家庭でもこれから思春期に入り、異性にも興味を持っていく年頃になるので「相手も自分も大切にすること」を一番に考えられるよう話をしていきたいと思います。
5年:久しぶりに授業の様子を見ることができ、よかったです。クラスも落ち着いていたと思います。自分の長所・短所に気付き、短所をリフレーミングすると長所に変えることができるというのは、これから生活をしていく上でも必要な視点だと思います。自分のことだけでなくお友達の短所もそういう視点で見ることができるとステキですね。自分の年表も将来を考え、いいイメージでこれからも元気に過ごしてくれるといいなと思いました。ありがとうございました。
6年:LGBTQ+についての学習でしたが、性的マイノリティーについてしっかりと考えることができていたように思います。身の回りにいる人々の姿、形、性格が違うように様々な人がいることが当たり前であり、その多様性を排除するのではなく、受け入れられる人になってほしいと思います。子供たちの中には、意識していない差別心があると思います。”普通”・”〇〇してあげる”などにも含まれる可能性がある差別的なものをしっかりと感じることができる人になってほしいと思います。小学校生活もわずかとなりましたが、今後もご指導よろしくお願いします。
今回、取り上げさせていただいた以外にも、たくさんの貴重なお気付きやご意見をいただくことができました。本当にありがとうございます。2月22日には今年度最後の授業参観がありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 河野 満理
運用担当者
教頭 岡本 賢也
主幹教諭 中尾 一哉
教諭 長松 堅志
教諭 工士 哲平
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