ブログ

学びの多い集団宿泊教室でした。

5年生児童102名は、菊池少年の家で集団宿泊教室を行いました。

最初は心配された天候も、19日(水)には晴天となり、十分な野外活動を行うことができました「観音岳ハイキング」で「天狗杉」まで行きました。山道をみんなで力を合わせて歩きました。下山して食べたお弁当のおいしかったこと!

「疲れたー。」と言っていた子どもたちですが、その後の「Qハンティング」では、敷地内を歩き回って問題を解きました。「あそこにある!」と元気に駆け出したり、「ちょっと待って」という友達をふり返りながら「ゆっくりいいよ」と励ましたり、5年生の友達を思う優しい行動をたくさん見ることができました。

 

たくさん動いた後に荷物の整理をしたり、シーツの準備をしたりして、お楽しみの夕食です。

入浴後は、ナイトゲーム。町小学校の先生方7名が応援に来てくださいました。

「お化けなんてないさ~♪ お化けなんて嘘さ♫ ほんとにお化けが 出てきたらどうしよう♪」と歌を歌いながらやってくる子どもたち。どこかで聞こえる「キャーーー」という悲鳴。(隠れている職員は「ぷぅ~ん」と寄ってくる蚊と暗闇に一人という孤独と戦いながら待っているんですよ)

刺激が強かったと感じた子もいたかもしれませんが、楽しんでくれたようです。

翌日は、元気に起きてきました。朝食を摂り、2日目の活動です。起床後、部屋を片付けていましたが、部屋点検で合格をもらえるように、布団のかどや向きを揃えてをたたみ、掃除をしました。

あいにくの雨模様でしたが、ニジマスをつかみ、自分で軽く捌いて昼食のおかずを準備しました。生きているニジマスが動かなくなること、そして、そのニジマスを食べることを通して「命をいただく」「命を大切にする(粗末にしない)」とはどういうことか深く考えました。

木工ストラップも上手にできました。良い記念になりましたね。

子どもたち一人一人のめあて、学年としてのめあてをもって参加した集団宿泊教室。家族と離れて、デジタル機器と離れて友達と過ごした時間、改めて感じたことや考えたことがあったのではないでしょうか。

事前の準備から当日のお迎えまで、たくさんのご協力ありがとうございました。家族や担任の先生方、菊池少年の家の所員の方など、たくさんの方の協力のおかげで充実した2日間を過ごすことができました。

5年生の更なる成長にも期待しています。