5年生 水俣に学ぶ肥後っ子教室
わたしたち5年生は11月7日に水俣へ行ってきました。
そこで学んだことを一つ皆さんに紹介したいと思います。
私が皆さんにお話しするのは語り部さんの話です。語り部さんは、胎児性水俣病(たいじせいみなまたびょう)でした。胎児性水俣病とはお腹の中に赤ちゃんがいるときに母親が汚染魚を食べて、メチル水銀が胎盤を通って赤ちゃんに入り、水俣病になるというものです。
語り部さんは、生まれた時からたくさんの辛い差別を受けてきました。小学校では悪口や、いじめを受けていたそうです。ですが「つらいことばかりではありません。」と語られていました。中学校では先輩が「がんばれよっ」と声をかけてくれたり、症状を理解してくれたりする人がいて、つらいことばかりではなかったとお話ししてくださり、語り部さんにお会いした時はたくさんの笑顔が見られました!
これを期に皆さんに水俣のよいところをたくさん知ってもらい、この学校から差別をなくしていきたいなと思いました。