水の事故から身を守る、着衣水泳の体験!
7月19日(終業式の前日)に5年生が着衣水泳を体験しました。この日、講師として天草SUP(サップ)協会と熊本海上保安部の方々に来校いただき、指導していただきました。
着衣水泳の目的は、水の事故を未然に防ぐため、プール等での水着での泳ぎと違う泳ぎの難しさを身をもって体験させ、そこから不慮の事故に出会ったときの落ち着いた対応の仕方を学ばせることにあります。ぜひ、この日の経験をいざという時に生かしてほしいと思います。また、万が一、救助が必要な場面(溺れている人を発見した場合)でも、子供が直接、救助にあたるのではなく、近くにいる大人に助けを求めることが大切であることも学びました。
川や海で遭難した場合、パニックに陥る危険があります。それを回避し、救助してもらうまでに、体力を消耗せず、水に浮きながら助けを待つという訓練を行いました。その後、救命用ライフジャケットを着けての訓練も体験しました。
ライフジャケットは、遊泳、釣りなどの水辺のレジャーで水難事故から私たちの命を守ってくれます。ただし、正しい着用方法、想定される使用方法など正しい知識も身に付けておくことが大切です。
今回、5年生にとって、とてもよい経験になりました。子供たちは、この経験を一生忘れないと思います。今年初めてこの体験教室を開催しましたが、できることなら、毎年、続けていけたらと考えています。