学校生活
ナイトウォーク
7月23日、育成会主催の3年ぶりとなるナイトウォークを実施しました。コロナのなかにあって、昨年は学校の周辺コースを設定して行いましたが、今年は従来の植木方面からの高学年は16km、低学年は10kmのコースで行ないました。
夕日が沈みだんだんと暗くなる空、川の近くでの水の音、きついながらも声をかけあった道筋など、忘れられない時間となりました。児童に加え、卒業生、保護者も多数参加のなか、全員完歩できたことで大いに盛り上がった1日となりました。事前の準備、当日の数カ所での給水や交通整理など、育成会、地域の皆様にも大変お世話になりましした。
1学期終業式
平小城小最後の年も、7月20日、1学期の終業式を迎えました。式では1・3・5年生の児童の代表が、1学期に頑張ったこと、2学期に努力したいことなどについて、力強く述べてくれました。児童数は昨年よりさらに少なくはなりましたが、授業はもちろん、全員で協力して行う活動での一人一人の元気、やる気で、さらに活気あふれる学校へと確実に成長しております。
コロナ禍のなか、閉校に関する取組が着実に進められ、久住登山などの思い出に残る行事も行われ、保護者、地域、育成会の皆様のご支援も大きな力になりました。大変ありがとうございました。
校内水泳大会
7月15日、校内水泳大会を行いました。天気も心配されましたが雨も止み絶好の天気のもと、多くの保護者にも観戦いただき、最後の大会を実施することができました。
一人一人のレベルにあわせて、50m自由形、50m平泳ぎまでの種目のなかで、1人2つを選び練習の成果を精一杯発揮しました。練習では25m泳げなくても「25m自由形」に挑戦した児童なども多く、途中で足をついても最後まで頑張る姿が感動的でした。水泳の授業を通して心も体も大きく成長した児童たち、これからも力強く進んでくれることと思います。
人権集会 やさしさを運ぶ鳥
6月30日、全児童による人権集会を行いました。児童運営委員たちのいじめの原因を考える提案劇を見て、意見を出し合い考えを深めました。子どもたちは、小さいことも敏感に気づき、発することが重要であることを学んでくれたようです。
7月4日には、ホールに一人一人が全員に向けて感謝の気持ちを翼に書いた“やさしさを運ぶ鳥”が完成しました。お互いをさらに大切にする平小城小学校になっていくものと思います。
田植えをしました
7月1日(金)の2時間目と3時間目は、全校児童での田植えでした。地域の「ひらおぎ会」の方々のご協力の下、学校近くの水田で行いました。
手作業での田植え経験をとおして、地域との交流を図り、環境に対する米作り農家の方の工夫を知ることが目的です。
田植えの経験をしたことがある児童はほとんどなく、みんな楽しみにしていました。
ひらおぎ会の方々から、植え方を教えてもらってから、田んぼに入りました。一歩一歩進むのにも、泥に足を取られ、なかなか大変な様子でした。長い紐に赤い玉がついていました。それを目印にして、苗を植え付けていきました。
みんな、初めてとは思えないくらい上手に植えることができました。
今回植えたのは、もち米だそうです。秋には稲刈りをすることになっています。秋の収穫が楽しみです。ときどき、稲の成長を見に行きたいと思います。
プール開き
6月16日、梅雨とは思えない快晴の天気のもと、プール開きを行いました。今年もコロナウイルスの感染症対策のため、接触したり、おんぶしたりすることはできませんでしたが、6,6年生の代表3名による模範泳法を見て今年の自分の目標を定めたり、ゲームを楽しんだりしながら、楽しくも充実した時間となりました。
これに先だって6月10日にはプール掃除をしました。昨年夏からの汚れはかなりなものでしたが、23人でよく頑張り、時間内に見事なプールによみがえりました。今年もしっかりと泳ぎ、楽しみ、心も体も鍛えてほしいものです。
児童総会 スキル集会
6月9日、3年ぶりに児童総会を行いました。全校児童23名が、最後の平小城小をどうするかについて一生懸命考えました。
各学年から出たテーマに関する考えについて、意見を交わし、今年の児童会テーマが決まりました。この時間はスキル集会(本年度第1回)の時間とも兼ねて行なったため、2人組、3人組での話し合いなども取り入れ有意義な時間となりました。今後、児童会活動、話し合い活動がさらに充実することと思います。
閉校のぼり旗
閉校に向けてののぼり旗が、閉校記念行事部会の皆様により、学校他、地域の各地に立てられました。
「ありがとう平小城小、これまでにthank これからをthink」と記されております。150年の歴史に感謝するとともに、これからの平小城を考える機会にしたいとの思いが込められた旗です。たくさんの皆様の気持ちを盛り上げる存在になるものと思います。
久住登山 全児童登頂
5月28日(土)、絶好の天気のなか、3年ぶりに全校久住登山を行いました。コロナの影響で、この2年間子どもたちも寂しい思いがいっぱいでしたが、今年は育成会、PTAの皆様のたくさんのご理解、ご協力のおかげで、全児童23名、大人41名で、初夏の久住に挑戦することができました。
登る途中、「きつい」「もうだめ」といった声も聞かれ、低学年の児童の中には泣きながら登る児童もいましたが、諦める者は一人もおらず、お互いに声をかけ合いながら全員が登り切ることができました。頂上では辛かった顔も一変、「やったー」「きれい」「おにぎり、おいしい」という声に変っていました。
今年は平小城小最後の久住登山とあって、ドローンによる動画撮影も加わり、心に残る平小城の誇りと思い出が、またひとつ増えました。ご支援いただきましたすべての皆様にお礼申しあげます。ありがとうございました。
5年生集団宿泊教室(5/17~5/18)2日目
集団宿泊教室2日目です。みんな体調を崩すことなく、2日目を迎えられました。
朝食が終わったら、部屋の片付けと荷物の整理です。布団や毛布、シーツのたたみ方が決まっています。一人では難しいので、お互いに助け合って行いました。
布団や毛布の重ね方も決まっています。次に使う人が気持ちよく使えるようにするためでもあります。
二段ベットの上の布団や毛布を整えるのは、思っていたより大変そうでした。せっかくたたんだのに、上にのせる時にくずれてしまうからです。ここでも協力することでうまく整えることができました。
部屋と荷物の整理が終わったところで、今回はサプライズがありました。菊池少年自然の家がリニューアルして最初の利用団体であるとのことで、熊日新聞さんの取材がありました。先日、新聞にも掲載されました。新しくて使いやすいトイレやい草の香りのする畳、新しい布団での寝心地などを話していたようです。
いよいよ、冒険コースでのハイキングに出かけました。森の中をぬけ、沢を渡り、天狗杉を目指しました。
天狗杉到着!その大きさにびっくり!どこかから天狗が見ているんじゃないかと思うくらいの大きさと貫禄でした。
一人ずつロープを使って上がってみました。全員上がることができました。なかなかできない経験の一つでした。
昼食後、退所式が行われました。代表で感想も発表しました。
二日間、天気がよくみんな元気でしたので、予定されていた活動は全て行うことができました。あっという間に時間が過ぎてしまいました。
三岳小学校の皆さんともこれまで以上に仲良くなることができました。
菊池少年自然の家の先生方にも感謝の気持ちでいっぱいの二日間でした。
この経験を忘れず、これからの生活に活かしてくれることと思います。
山鹿市立平小城小学校
管理責任者 校長 河田 輝彦
運用担当者 教諭 前川 久美子