2022年9月の記事一覧
アウトプットする大切さ
朝のあいさつ運動の風景です。様々な学年が地域の方を朝から元気にしようとあいさつ運動に取り組んでいます。
こちらは、企画委員の上級生があいさつのポイントを伝えているところです。上級生のリードがナイスです。
2年生。「142ー83」という一の位も十の位も繰り下がりがある筆算の仕方を考えていました。「一の位はひけない。十の位から1繰り下げて12。12-3=9。十の位はひけない。百のくらいから・・・」というように自分の考えをノートに書き、相手に分かりやすく発表していました。
4年生。「自然災害に備えるまちづくり」の学習です。4日(日)一斉避難訓練でしたが、私(教頭)も自分の地区の避難場所のある高台に避難しました。支所の方、消防団の方等々、多くの方が色々な場面で関わっていただいていました。ありがとうございました。
話は変わりますが、9月2日(金)午前8時42分ごろ震度2の地震が天草地方で起きました。私も職員室で仕事をしていて突然の揺れに驚きました。特に2階は揺れが大きかったようです。その時にとった児童の行動が素晴らしかったのです。担任によると、「揺れ始めたら、子供たちはすぐに自分の机の下に潜って身を守っていた。」とのことでした。日頃の訓練の動きで、突然起きる地震のときにも対応できて素晴らしいと感じたところです。
4年生は、自分たちが住んでいる場所の避難場所について地図上で調べていました。日頃から、どこに避難するのかを確認しておくことはとても大切ですね。
6年生。理科「植物と水のかかわり」の学習です。
課題は、「白いバラの花を色水につけると、なんと、モニターに映し出されたような青、赤、黄、緑、4色の色を付けたバラになりました。どのように色水につけるとよいでしょう。」4色混ぜた色水をつくる?いやぁ、それだと、色が混ざっちゃうよ。(確かに)。じゃぁ、根を4つに分けて、4色の色水にそれぞれつけるとどうかな?でも、茎で色は混ざるんじゃないかな?・・・。このようなやりとりが続きます。すると、茎を4つに切って、4色の色水につけたらどうかな?皆、納得。そして、自分の言葉で考えをまとめていました。
はじめは、「1」だった自分の考えが、友達の考えを聞いて「2」「3」にと考えが深まっていく。そして自分の言葉で書いて、新たな知識とする。これが学校での学びですよね。
業間は、縦割り班遊びでした。鬼ごっこ。
ドッジボール。1年生には、下投げでふわっと優しく投げる高学年。
放課後には、5・6年生が少年消防で御所浦分署の方に来ていただき、救命救急講習を行いました。
あいさつ、学習、遊び、同学年・異学年とのかかわりを通してどんどん成長している子供たちです。
今後も様々な場面で自分の思いをアウトプットする機会を持ちたいと思います。
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木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
熊本県教育情報システム
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