校長のひとりごと
真民先生のことばから
みんなどうしていますか?いまをたいせつにしていますか?真民先生の詩に「今」というものがあります。
「今」
大切なのは、
かつてでもなく、
これからでもない。
一呼吸(ひとこきゆう)一呼吸の
今である。
実は、卒業式の式辞に、真民先生のことを話しました。ふと思い出したので
添えています。長いですが・・・・。
・・・本校の宝のひとつである、命の詩人と言われる「坂村真民」さん。真民さんはこの府本で生まれました。成人された後、亡くなるまで四国愛媛県で暮らされたのですが、生まれ故郷の府本に64年ぶりに訪れた際、本校のことを「松に囲まれた公園のような学校」と感じ、ここから第三の人生を歩んでいこうと決意されるのです。
念ずれば花開く。皆さんも知っている有名な言葉です。実はこの意味は、ただ口で「こうなってほしい」と念ずるだけではだめだ。努力なしでは花は開かない。「念ずる」とは前を向いて生きること、なのだそうです。
真民さんは、この逆の言葉も発しています。「花開く」の反対は「花開かず」ですね。どうなると花が開かないのでしょうか。実は「疑えば花開かず」なのだそうです。信じることをせず、疑いの心にまみれ、心が清らかでなければ花は開かない、という意味です。しかしながら、世の中には善の心や悪の心が入り交じっています。何が正しくて何がまちがいなのか、しっかりと見極める力を、これから先の中学高校へと続く時期に、身に付けていってほしいと願います。・・・
何が正しくて何がまちがいなのか。
この週末も、「緊急事態宣言」や「マスク配布」「若者の無理解」などなど、
感染症問題での報道が入り乱れています。いろんな方々が主張されています。
「事実」「感想」「見解」「考察」「判断」「分析」「想像」「根拠」・・・・・
その意見は事実や根拠に基づいたものなのか。
そしてそれは「正義」(利己的でなく万人のためを思って)なのか。
正しく見極める力が求められます。
だからこそ、私たちはたくさんの本を読んで、たくさんの経験を積む。
今はその時なのかもしれません。
Think globally act locally.
学びの森の小枝でうぐいすが。
まだ少し肌寒いのですが、お昼にはウグイスが鳴いていました。
桜とうぐいす。感染症がなければ・・・と。校庭で1時間ほど遊ぶのは
認められていますので、体を動かしにどうぞ。なお週末は気をつけましょう。
脳のトレーニング
あのDS脳トレで著名な川島隆太教授の「メデイアが脳(前頭前野)に与える影響についての研究」
にはとても興味をもっています。
その中からちょっとしたトレーニングです。この表を2分間見てください。2分間見ていくつ思い出せるか?.png
そして紙に覚えているだけ書いてみましょう。30個のうち平均値は12。15を超えるとOKらしいです。
メデイアのやりすぎは脳を変形させ、豊かな感情を司る前頭前野が痛みます。しすぎに注意しましょう。
みんな がんばっていますか。
今日は少し天気回復。桜がきれいですね。
学校は始業式にむけて準備を進めていますが、感染拡大は進んでいます。
難しく厳しい。
どうか子供たちには規則正しい生活が送れますよう。
マスク不足のさなか、ハンカチとゴムひもで、20秒でできるハンカチマスクを作ってみました。
けっこう快適です。20秒でハンカチマスク.png ぬわなくていい。毎日洗える。