校長のつぶやき

2025.7.11 審議員訪問授業(6年道徳)

美里町では、教育委員会の中本教育審議員に月に2回ほど訪問していただき、私たち教員の授業力向上に向けてアドバイス等をいただいております。

今日は、6年生の道徳の授業を参観していただきました。

「おかげさまで」という題材文をつかって、感謝の心について考えを深め合いました。

 

「おかげさま」ってどんな時に使ったり、聞いたりする?との教師の問いに、ほとんど聞いたことがないとの反応でした。しいて言えばということで、ゲームで「おかげさまで100万ダウンロード達成」を見たことがあるという発表がありました。

意外と身の回りでは「おかげさまで...」という言葉を使わなくなっているのかと感じ、何だかちょっと残念な気がしました。

子どもたちはタブレットを使って心情の変化を捉え、ペアやグループで意見を出し合いながら学習を進めていました。考えを伝え合うという点で、ICT機器を活用するのは有効だと感じましたし、デジタルネイティブなこの子たちにとっては、とても便利なツールなのでしょう。6年生はよく頑張って話し合っていました。

 

私たちは様々な人やモノに支えられて生きてきましたし、これからもそうであることは間違いないでしょう。それを自覚し、いつか誰かを支えられる人になっていけるよう、学び続けていきたいものですね。