2025.10.7 不審者対応避難訓練
昨夜は中秋の名月でした。読者の皆様はご覧になられましたか?
私はかなり夜中でしたが、透き通るように美しく輝く月を拝むことができました。
月のすぐ右下ぐらいにいて、月の明るさにも負けず、小さく輝いている星にも心が奪われてしまったので、調べてみました。
なんと、「土星」でした。400年以上前に自作の望遠鏡で輪を発見したガリレオ・ガリレイになった気分でした。残念ながら輪までは見ることができませんでしたが…
さて、今日は不審者対応避難訓練を行いました。本校ではこれまでずっと行われていなかったとのことで、安全担当の先生方と警察の方が知恵を出し合いながら作成した対応マニュアルをもとにした訓練実施でした。
1階の図書室につながるところから不審者が入ってきました。近くの2年生担任が声をかけ、周りの先生方に応援を求めます。
その間に先生方に誘導されて、1階の子どもたちは外を通って職員室に、2階の子どもたちは理科室に逃げ込んで施錠。
避難完了まで6分間ぐらいの訓練となりましたが、子どもたちは静かに落ち着いて、先生の指示をよく聞いて行動できていました。
その後、お話をオンラインにより各教室で聞きました。
①安全担当の永田先生から
不審者に出会ったら、「知らせる」「はなれる」「きく」ことを大事にしましょう。
特に「きく」ことは、毎日の生活でもできる避難訓練の練習だから、大事にしましょう。
②校長先生から
「不審者」=学校の中や外でみんなにとってあぶない行動をする人のこと。
普段の生活ではめったに出会わないかもしれないけれど、残念ながら国内では実際に事件が発生している。
今回は、もしものための訓練だった。
命は世界でたったひとつしかない、かけがえのない大切なもの。
困ったときは一人で我慢するのではなく、気になることはおうちの人や先生に話してほしい。
大人はみんな皆さんのことを守るためにいます。
また、こうした訓練を真剣に行い、いざという時に「自分で考えて行動できる力」を付けていきましょう。
③宇城警察署スクールサポーター 小島さん
登下校の時、「おかしをあげるよ」「一緒にゲームをしよう」「おうちの人がけがをしたから一緒に病院に行こう」「先生が呼んでるから一緒に行こう」などの声をかけ、付け回したり写真を撮ったりする事件があっている。
危ない場面があったら、「い・か・の・お・す・し」を思い出して、自分で身を守る行動をしましょう。
いか:ついていかない の:のらない お:おお声を出す
す:すぐににげる し:しらせる
誰もが被害者になる可能性があることをわすれずに。
最後に生活・安全委員長さんから「学んだことを生かしてがんばりたい」という言葉を添えて、お礼を伝えてくれました。
今後も、「命を守る行動ができる子どもたち」を学校・家庭・地域で連携して育てていきたいと思います。
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