校長のつぶやき

2025.10.31 雨の10月最終日

昨夜から少しだけ温かい雨が降り続き、二宮金次郎も憂鬱気味に立ち尽くしつつ、読書に励んでいるようです。

 

10月もいよいよ最終日となりました。

保健室の前にはどーんと、

本物そっくりの目が掲示してあります。階段を下りてくると正面にあるので、毎回ドキッとします。

保健室では、6年生が視力検査を行っていました。視力は依然と比べてどうだったのでしょうか。

10月は「目の愛護月間」でしたが、テレビやゲーム機器、パソコンやタブレット、携帯など、「画面から光を発する機器を凝視する時間」を減らすことができたでしょうか?

 

近いものを凝視すると、目のレンズ(水晶体)を膨らませようと、それをコントロールする筋肉(毛様体筋)が収縮します。また、光の量を調整する瞳孔も小さくし続ける必要が出てきます。

それが続くと、毛様体筋が筋肉疲労を起こすことにより目がかなり疲れ、一時的な近視(仮性近視)が起きることになります。頭痛やめまい、吐き気を起こすこともあるようです。

 

結果的に、目のピントを合わせる力が弱くなり、将来の視力に大きな影響を与える可能性があります。

メディア機器を凝視する時間をできるだけ減らし、その分読書や家族の対話に使うといった、時間活用デザインの見直しに今後もぜひ取り組んでいきましょう。