校長のつぶやき

2025.6.25 小中連携授業改善研修会

午後から、中央中学校の全ての先生方と美里町教育委員会の先生方が次々と来校されました。

今日は「美里町小中連携授業改善研修会」が本校で開催され、3年生の国語の授業を参観していただきました。

子どもたちはこれから取り組む物語文「ワニのおじいさんのたから物」でどんな力を付けたいか、どんな学習計画を立てて学習したらよいかを考え、話し合って決めるという授業でした。

 

これまでは、先生が学習計画を立て、先生の問いに答えながら学びを深めるといった、「問題解決型」の授業が多かったかもしれません。

しかし、複雑で変化の多い未来を創り、生き抜く人間に成長するためには、主体的に「課題設定」し、「解決のための見通しと実践」を他と協力して行う力が求められています。そういったことに、3年生の子どもたちは積極的に取り組み、学習計画である「学習カレンダー」を作っていくことができました。感動しました!

 

この後、この子どもたちの姿と学習の進め方について、集まった先生方で研修会を行いました。

熱心なグループ討議と報告のあと、私も時間をいただいてお話をさせていただきました。

 

自分の未来は自分だけのものです。自分の夢や幸せな未来を実現するのも自分です。そのために何を、いつ、どんなことをするか。それを様々な場面で経験し、感性を含めて自分のものにしていく必要があります。

学校や家庭、地域は、子どもたちのそんな挑戦を全力で支え、応援する立場です。

教師も学び続けます。がんばります!