校長のつぶやき

2025.10.9 十六夜月

  朝ぼらけ 我をみつめる 十六夜の月

朝の家を出ると、大きな月が西の空に座っていました。十六夜月(いざよいづき)ですね。

月の人生のピークを少し過ぎたあたりでしょうか。自分と重なる部分も感じてか、通勤中もその存在を目の端でずっと追いかけている自分に気が付きました。

実に美しい姿でしたので、恥ずかしながら、俳句にしてみました。

 

月の模様もはっきり見えました。

日本では、「月でウサギが餅つきをしている」ように見えると言いますが、私には「アフリカ大陸」か「勾玉」のように見えました。視力が低下しているせいかもしれません。

 

世界中の他の国でも、月の模様はいろいろなものに見立てられているようです。

〔中国〕 「ウサギが不老不死の薬草を作っている」

    「ガマガエル」や「大きなカニ」に見立てられることもある

〔インド〕 「ワニ」に見える
〔モンゴル〕「犬」に見える
〔韓国〕 日本と同様に、「ウサギが餅をついている」と見立てられている
〔インドネシア〕「女性が編み物をしている姿」に見える
〔アメリカ〕「女性の横顔」に見える
〔ドイツ〕「薪を背負ったおじいさん」に見える
〔ギリシャ〕「銀の馬車に乗るセレーネ(月の女神)」に見える

いろいろなものに見立てられていて、歴史や文化の背景が見えて面白いですね。

 

読者の皆様は、何に見えますか?