校区めぐり

日本一の生産量 いぐさ

 校区たんけん第4回は「藺草田」です。特産物ですが・・・。
 太田郷小学校校区は人口が多く、住宅地も広いのですが、実は昔から農業も盛んなところです。
 八代市の特産品といえば、「イグサ」です。「藺草」とも書きます。畳表の原料になる工芸作物です。
 八代市は現在全国一位の生産高を誇り、八代市千丁町には藺草の神様岩崎主馬忠久公を祀る岩崎神社もあり、祭りも行われます。
 太田郷校区の農家もかつてはかなりの数の農家で藺草を作っていたのですが、中国産の藺草の輸入の影響や農家の後継者不足等で、八代地域の他の校区と同様ずいぶん生産量や生産農家数が減ってきました。
 しかし、今でも生産していらっしゃる農家はたくさんあります。大切な八代の特産品なので、これからも大切に生産していっていただきたいと思います。
 これは、校区内の藺草の様子です。藺草はある高さ以上に草丈が伸びると倒れてしまうので、杭を打ち、網をかけて刈り取りまで倒れないようにしておきます。