令和5年度学校生活

2023年11月の記事一覧

「菊陽町 食育の日」~おにぎりの日~

 11月16日(木)、菊陽町の食育の日(今年は11月19日が日曜となるため、16日になりました。)の一環で、菊陽町のすべての小学校で「おにぎりの日」とし、おにぎりを自分で作って持ってくるという取り組みがありました。給食の時間には、おにぎりに昆布や鮭、ふりかけ、塩などそれぞれ好きな具材を入れ、形も丸や三角と形も様々です。朝、少し早く起きておにぎりを作ってきたという子どもたち。食への感謝を改めて感じることができました。給食の時間には、頑張って作ったおにぎりを友だちと見せ合いながら、おいしく食べました。

 

【5年生】「水俣に学ぶ肥後っ子教室」に行ってきました

 10月には、集団宿泊で友達との絆を深めた5年生。11月9日に今度は「水俣に学ぶ肥後っ子教室」でエコパーク水俣に行き学習を行いました。

 現地に到着すると、まず環境センターに行き、水俣市の環境への取組について学びました。また、水俣病資料館では、水俣病がどのような経緯で起き、どんな被害を受け、そして環境改善に向けどんな取組が行われたのかなど、子どもたちは資料を通して学ぶことができました。その後昼食を食べた後、語り部さんのお話を聴きました。実際に当事者から話を聴くことで、水俣で起きた事実を正しく知り、事前に学習した内容も深めることができました。

 今回の移動教室で、またたくさんのことを学ぶことができましたが、何よりも、正しいことを知らない、知ろうとしないことこそが「差別を生む」ということを学んだ5年生です。次はその水俣での学びを自分自身やクラス、学校に重ね、「おかしさ」に気づき、行動してくれることを期待しています。

3年生 (株)山内本店さんへ工場見学

 11月10日(金)、菊陽町にある(株)山内本店さんの工場を見学させていただきました。子どもたちは、いつも食べている味噌の種類や原料、味噌作りの工程を教えてもらうと、知らなかったことがたくさんあって、聞き漏らさないようにメモをしっかりとっていました。工場見学では、味噌のにおいを感じ、麹菌のプチプチと発酵する音を聞こうと耳をすましてみたり、製造工程を興味深く見たりしながら、楽しんで学習してきました。お味噌のお土産もいただいて、「今夜は、お味噌汁を作ってもらおう!」と笑顔で話す子どもたちでした。

(株)山内本店さん、ありがとうございました。

【6年生】修学旅行で命の尊さを学ぶ

 11月1日~2日、6年生が修学旅行を行い、平和学習のために長崎へ行きました。

 1日目は平和学習を行いました。語り部さんのお話や、原爆資料館及び追悼記念館、そしてフィールドワークでは原子爆弾の落とされた街を歩き、原爆遺構や戦争の本当の実態を知ることができました。その後、長崎平和祈念公園で平和への誓いを6年生5クラス全員の思いを込めて力強く宣言しました。

 ホテルでは友達と一緒に夜ご飯を食べ、お風呂に入り、そして部屋で一日のふり返りなども行い、とても貴重な時間を共に過ごすことができました。

 2日目は社会(歴史)でも学習した「出島」の見学を行いました。たくさんの貿易の品や歴史に触れることで、江戸幕府の鎖国政策についての理解を深め、興味津々に学ぶことができました。その後も「グラバー園」や「宇宙科学館」に行き、どれも子どもたちの大切な思い出になりました。バスが学校に到着したときには、先生や保護者の皆様からたくさんのお迎えをしてもらい、疲れた表情を見せながらも笑顔に満ちあふれていた6年生でした。

 この経験を生かし、残り半年の小学校生活を楽しみ、最高学年として学校を引き続き盛り上げてほしいと思います。

 

3年生 見学旅行

 10月27日(金)、熊本城→プラネタリウム(熊本博物館)→城彩苑→子飼商店街へ見学旅行に行ってきました。社会科で学習してきたことを実際に「見て、聞いて、歩いて」の充実した見学旅行となりました。熊本城では、みんなで展望フロアまで続く階段を上りながら、昔の人の大変さを感じる子もいたようです。プラネタリウムでは、そこに浮かぶ星空から一時も目をそらさず、星座の形や由来の説明を聞き入ってしまうほど夢中になりました。城彩苑では、熊本城の歴史や城造りについて映像を見ながらのお話を興味深く聞く子どもたち。最後に、子飼商店街で買い物をしました。班の仲間とめあての品物を買うために、お店の人に尋ねたり、品定めをしたりしながら上手に買い物をするとができました。

 

3年生4年生合同 「アスチャレ」~あすにむかってチャレンジ~

 11月2日(金)、トライアスロンのパラリンピックアスリート中澤 隆(なかざわ りゅう)さんをお招きしてお話を聞くことができました。トライアスロンのトレーニングの方法やご自身の日常生活での出来事などお話をされながら、”あきらめず挑戦し続けることの大切さや良さ”を教えてくださいました。また、実際に障害物を置いて、子どもたちが目をつむって歩く体験をしました。そこで、周りの人の「ここから右に歩くよ」「机にぶつかるよ」などの具体的な声かけや手を添えるなどのサポートがあると安心して歩くことができることを体感でき、サポートの大切さに気づくことができた子どもたちでした。

3年生 書写「つり」~曲がりに気を付けて~

 10月30日~11月1日、書道の講師である藤原さんをお迎えして、「つり」の書き方をご指導していただきました。藤原先生には、ひとりひとりに手書きの名前入りお手本を準備してくださり、丁寧に指導もしてくださいました。それに応えるよう子どもたちも背筋をピンと伸ばし、お手本をしっかり見ながら丁寧に書く姿が見られました。また、初めて小筆を使って自分の名前を書くことに挑戦した子どもたちは、少し緊張した面持ちで名前を書き上げ、書き終わるとあちらこちらから「できた!」という達成感にあふれた声が聞かれました。