5年 音楽授業

☆11月30日
 今日の合い研は、5年生の音楽の授業でした。

 授業のはじめに、「生命のいぶき」の合奏を聴かせてくれました。主旋律の楽器の音が、よく響いていました。また、曲の出だしと最後がよくまとまっていました。

 本時のめあては、「声の種類や歌声による演奏の形を聞き取ろう」でした。

 先生が、「赤とんぼ」や「この道」(ともに作曲:山田耕筰)の独唱をされました。歌い終わった後は、子どもたちから自然に拍手がおきるほど美しい歌声でした。歌が上手で、うらやましいです。

 CDで独唱を聞いて、聞いた声の種類を「ソプラノ」「アルト」(女性の声の種類)と「テノール」「バス」(男性の声の種類)に分けていきます。子どもたちは、種類をよく理解できていたので、すぐに分けることができました。

 「君をのせて」の独唱がとても上手でした。

 重唱も「高音」と「低音」に分かれて、上手に歌っていました。

 授業の最後は、「フォーエバー」の合唱でした。とても上手に歌い上げていました。
 授業を参観して、素晴らしいと思ったことがあります。それは「独唱」や「重唱」を自ら手を挙げて表現してくれたことです。高学年になると、恥ずかしがるなどして消極的になるのですが、積極的に歌声を披露してくれました。日頃から、先生が子どもたちのよさをしっかり認めて、励ましてくださっているからでしょう。豊かな感性が、育っていることがよく分かりました。
 音楽は、「ハーモニー」が大切であるといわれます。そのためには、人の音をよく聞かなければなりません。現在、本校は人権月間で様々な取組をしています。相手のことを思いやると言う点では、音楽の時間も子どもたちの人権感覚を高めるための重要な時間です。