5年 道徳授業

☆10月15日
 今日の合い研は、初任者の先生の授業でした。今日の授業には、八代教育事務所と八代市教育委員会から指導主事の先生が来られて参観されました。

 今日は「人生の金メダル」(熊本の心)を使って、柔道の山下泰裕さんの生き方を基に考えを深めました。

 日本一になった山下選手は、勝てるであろうと思っていた選手に負けてしまいます。そのときの山下選手のおごりや油断した気持ちを一生懸命に考えて、発表しました。

 負けた反省を活かして、その後山下選手は203連勝という前人未踏の記録をつくります。なぜ、203連勝という大記録を樹立できたのか考えました。

 ワークシートに、これまでの自分を振り返りました。素直さや謙虚さがなかったことや、力を抜いてしまった経験など子どもたちの言葉でしっかり書いていました。
 授業の最後の説話は、校長先生がされました。

 校長先生が、部活動の指導されていたときに「勝てるだろう」と思っていた相手に負けてしまって後悔したと言う内容でした。また、「多くの人に支えられていること」や「相手に敬意をもつこと」の大切さを話されました。
 校長先生の素晴らしさは、当時指導されていた子どもたちに謝られたことです。このお話を子どもたちは、真剣に聞いていました。また、今後このお話を受けて、真摯にいろいろなところに取り組むことができることを望みます。
 授業者の初任の先生が、「みんなから金メダルがもらえるように授業が上手になりたい」と話していました。簡単に授業力はつくものではありません。しかし、今日のような教材研究や準備をして、経験を積み重ねることで子どもたちから金メダルがもらえる授業ができます。授業を見ていてますます授業が上手になっているので、金メダルがもらえる日はそう遠くないと思います。