4年 社会授業

☆11月7日
 3時間目に、県立教育センターで研修を受けている先生の最後の検証授業がありました。これまで1か月以上にわたって、5年生と4年生での授業実践でした。

 本時の課題は「これから、水を大切に使っていくために、自分たちでできることはないだろうか?」でした。

 資料やこれまでの生活経験から、いろいろな考えやその理由を導き出していました。

 考えを出し合った後は、これまでの学習を基に「節水宣言」としてまとめました。子どもたちは、節水という視点から自分でできそうな宣言を行いました。

 授業の最後は、映像を見ました。これまでの学習のまとめの映像です。みんな集中して映像を見ることができました。
 八代の水は120Kmの送水管を通って、上天草市まで送られています。授業の中では、「天草の人のために」という言葉がたくさん聞かれました。自分の地域だけでなく、他地域へ視点が広がりました。
 水が24時間、安全に、安心して使うことができるのは、水に携わるいろいろな人々の努力や工夫があるからです。また、一人一人が「節水」を心掛けることが、大切なことも学びました。
 熊本=「水の国」といわれます。阿蘇からの地下水が豊富なためです。また、八代も地下水や大きな川など、水資源が豊富な地域です。  しかし、この単元の学習をとおして、子どもたちは日頃の生活おける水の使い方を見直す機会にもなりました。このことが社会事象に対する自身のフィルターをとおして、社会的なものの見方・考え方が高まったということなのでしょう。
 これから、研修の先生は教育センターに戻って検証授業やこれまでの研究の成果をまとめる大変な作業が待っています。3月には、素晴らしい成果報告書ができ上がると思います。