学校生活(ブログ)

6年 JICA(国際協力機構)講話

☆2月8日

 5時間目にJICA(国際協力機構)の海外協力隊員(看護師)として、タンザニアに赴任された方の講話を6年生が聞きました。

 はじめに、アフリカにあるタンザニアのあいさつを紹介されました。「マンボ(元気ですか?)」「ボア(元気です!)」とやりとりをするようです。子供たちはタンザニアに興味をもち、タンザニアについて説明を受けました。国土は、日本の2,5倍あり、人口は日本の1/3で、130の部族があるそうです。

 アフリカでの生活について話されました。水道がなく雨水をためたり、井戸水を使ったりしたそうです。ガスがないので、日本の七輪のようなコンロで料理をするそうです。また、夜になると停電があり、ヘッドライトを使って夜ご飯を食べることもしばしばだったそうです。

 カンガやキテンゲなどの布を紹介されました。

 男子が巻いているのは、マサイ族の布だそうです。

 女子が巻いている布は、協力隊員として生活をされた部族のものだそうです。布に興味をもったようで、講話が終わって実際に触れさせてもらる子供もいました。

 講話のまとめとして、協力隊員として支援しに行ったのだが、活動していると現地の人に支えられていることが多いと言うことに気付かれたそうです。また、アフリカではものを持っている人が、持っていない人に上げるという支え合う文化があるという話をされました。

 最後に子供たちに海外に行って、「違う世界があることを知ってほしい」「自分の世界を広げてほしい」ということを伝えられました。

 市役所の国際課の方も来校されており、八代市から毎年協力隊員として世界の各地で活躍されている方がいらっしゃるということでした。また、本校の卒業生で、ブータン王国で教員として活動されている先輩もいるということを聞きしました。

 これから、国際化社会が今よりも進みます。今日の講話を聞いて、外国に興味をもった人もたくさんいました。今後、海外で活躍する人もでてくるのではないでしょうか。