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牛小修学旅行日記

6年生がとっても楽しみにしていた修学旅行に10月9日、10日の2日間で行ってまいりました。

〈出発式〉
修学旅行の目的を確認しました。
①平和の尊さを感じ、命の大切さについて考えよう。
②友達との絆を深め、最高の思い出にしよう。
そんな修学旅行にするために、みんなで協力してがんばりましょう。では、いざ、出発!

〈昼食〉 
長崎市内のホテルで、豪華中華セットをいただきました。
朝が早かったので、おなかぺこぺこでした。しっかり食べて、午後の活動の活力にしましょう。

〈平和学習〉
大きな目的の一つ、平和学習が始まりました。
まずは、原爆資料館を見学しました。事前にしっかり学習していた6年生でしたが、初めて見るたくさんの資料に驚き、くいいるように一生懸命見ていました。

    

次は、3班に分かれてフィールドワークに行きました。
平和ガイドさんが1つ1つの場所について詳しく説明してくださいました。熱心にメモを取ったり、ガイドさんに質問したりしながら、見学しました。

  

   

平和公園での集会では、「平和の誓い」や「いのちの歌」の合唱、千羽鶴の献上などを行いました。たくさんの観光客がいるにもかかわらず、大きな声で、堂々と誓いを述べる6年生の真剣な姿に、見ている私たちも心を打たれました。他の学校の子どもたちも、6年生の発表を聞きながら静かに待っていてくれました。素晴らしい6年生の姿でした。

その後、三田村静子さんの講話を聞きました。
ご自身のつらい被爆体験から原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さ、平和への思いをお話しくださいました。子どもたちには、「平和へのバトンをつないでね」とおっしゃいました。
【心の平和のあいうえお】
あ あいさつをしましょう。
い いのちを大切に
う うつくしい学校にしましょう
え 笑顔ですごしてね
お 思いやりを持ってください
この言葉を胸に、また明日からがんばります。

 

〈ホテルにて〉
ホテルは素敵なリゾートホテルで、ちょっとリッチな気分になりました。お楽しみの夕食はビュッフェ形式で、唐揚げとチョコフォンデュが人気でした。オートロックの部屋だったので、鍵を部屋に置いたまま外出してしまい、自分たちの部屋なのに入れなくなった班もありました。  
〈ハウステンボス散策〉
2日目。小学校から高校生まで、たくさんの修学旅行生がいました。牛小の6年生は大丈夫かな、迷子になったりしないかなと心配していましたが、さすがは子どもたち。活動班ごとに事前に調べたり、計画を立てたりしていたので、精力的に活動していました。混みそうなところは早めに体験し、ミールクーポンを使って昼食もちゃんと取っていました。班のみんなで協力しながら主体的に活動する力が発揮されたように思います。改めて感じました。子どもの力ってすごい!

 

   

あっという間の2日間でしたが、たくさんの充実した体験ができました。このような貴重な体験ができたのは、気持ちよく送り出してくださった保護者の皆様のおかげです。また、見送りとお迎えに待っていてくださった牛小の先生方、みんなが安全に、スムーズに活動できるよう手配してくださった添乗員の山口さん、楽しいお話やゲームで盛り上げてくださったバスガイドの井手さん、安全な走行に気を配ってくださったドライバーの石田さん。みんなのことを一番に考え、充実した活動になるよう見守ってくださった稲田先生、小野先生。(もちろん校長先生もですよ)たくさんの人に支えられて今があることに感謝することを忘れず、この経験をいかして牛深小学校を素晴らしい学校へと引っ張っていってくれることを期待しています。

〈番外編〉
牛深小学校伝統の「先生方のお見送り」と「5年生からのメッセージ」です。6年生が出発した時刻に合わせて、先生方がいろいろなところで待っていてくださって、手を振ったりメッセージを送ってくださったりするのです。「気をつけて行ってらっしゃい!楽しんできてね!」という気持ちを込めて。

また、帰ってきたら教室の黒板には5年生からの「お帰りなさい!」のメッセージ。心が温かくなる牛小の伝統行事です。