ブログ

6年生 国語科研究授業

 天草教育事務所の平野理恵指導主事をお迎えして、国語の研究授業及び研究会を行いました。

 教材文は「やまなし」で、本時は「やまなしを題名にすることで、宮沢賢治は何を伝えたかったのだろう」というめあてを解決するための学習を進めました。さすがは6年生、これまで学習したことを活用しながら予習をしたり、単元の始まりから並行読書で宮沢賢治の他の作品をたくさん読んだりしていて、賢治が伝えたいことはかなり核心に迫る意見が多かったです。またタブレットを活用して自分の学習方法を選択したり、他の友達の意見を参考にして相違点について話し合ったり、自分のふり返りの変容に気づいたりしていました。

 

〈まず自力で解決〉

〈友達と交流〉

〈友達の考えを聞き合う〉

〈最後の板書〉

 平野指導主事からは、本校の研究について、ICTの活用について、国語科の授業づくりについてご指導いただきました。特に「教師は、柔軟な対応力が必要で、ガイド役に徹するべきである。児童の資質・能力を育てるには、一人一人がどのような言葉の学びをしているのかを見取り、適切にフィードバックすることが大切」というお話が心に響きました。私たち教師の授業力の向上という点でも大変有意義な研修となりました。6年生もよく頑張りました!