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【4年生】社会科「地震からくらしを守る」

 4年生では、県や町の地震への取り組みついて調べていきました。

 この学習で、子どもたちは、地域の関係諸機関や人々は自然災害に対し、様々な努力をして対処してきたことや、今後想定される災害に対し、様々な備えをしていることを理解していきました。

 益城町では、小学校に防災倉庫を設置したり、緑地公園に防災機能をつけたりするなど、熊本地震後から様々な備えをしていることを、子どもたちは実際に目で見て知っています。この事実から、「経験を生かすことの大切さ」も学びました。

 また、学習する中で、当時、親が消防団として住民のために働く姿を思い出し、「共助」の大切さに気づいた子どももいました。

 単元末には、教科書を使って、避難所職員になったというシチュエーション学習を行いました。賛成派と反対派に分かれて様々な意見を出した子どもたち。賛成派と反対派の間で葛藤し、揺れ動く子どももいました。その姿こそが、「みんなが幸せになるにはどうしたらよいか」を問い続けるという、社会科で身に付けたい力の表れであると考えます。

 高い意欲で学ぶ子どもたちが素晴らしかったです。